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HOME>父親のひとりごと

11月2日→11月3日

11月2日午前3時、真夜中の闇と冷ややかさを突き抜けて、産院に到着。

郊外にある産院の周辺は当然真っ暗で、焦りもあってか、駐車場の車止めを大きく外して駐車してしまった。

ただ僕はその時も、油断というか、変な余裕を持ってしまっていた。

たった一度きりの「経験」に慢心していた。

「明るくなる頃には生まれるかな」などと、浅はかな予想まで心の中でしていた始末。

そんな予想をあざ笑うかのように、愛妻の陣痛はなかなか本番に至らず、

夜はとうのに明け、日はすぐに高くなった。


前駆陣痛の日々で、病院の行き来が重なり、さすがの愛妻も精神的に参ってきている様子だった。

本来、予定日はまだ先なのだから何も焦る要因などはなかった。

落ち着いて、愛妻のフォローをすることが僕の唯一の役目、であるべきだった。

しかし、睡眠不足による徒労感と、勝手な思惑が外れたことによる焦りが、つい言葉の端に表れてしまっていた。

結果的に愛妻にいらぬプレッシャーを与えてしまった。

まさに、慢心の極みだったと思う。猛省。


話し合い、助産師にも相談し、翌日の朝までに陣痛が来なければ、促進剤を使ってみようということになった。


夕方、気晴らしに近くのショッピングモールに行き、親子3人でぶらついてみた。

ほんとにほんの少しの時間だったし、ショッピングモールは笑っちゃうくらいに寂れ気味だったけれど、

3人だけで歩くのは何だか久しぶりのような気がして、とても楽しかった。

今思えば、ああして僕と愛妻と愛娘の3人だけで買い物をすることは、しばらくないのかもしれない。

そう考えると、何だか感慨深い。



その夜、

愛妻は小康状態だったがゆっくり休むためにそのまま一人産院に泊まり、

僕は一人家に帰り、

愛娘は愛妻の実家に帰った。(ばあちゃんとひいばあちゃんと温泉に行った)



前夜ほとんど寝ていないこともあり、家に帰るなり疲労感で身動きが取れなくなった。

シャワーをなんとか浴び、そのまま午後8時過ぎは眠りに落ちてしまっていた。



明けて11月3日午前5時55分、

目が覚めたのと、LINEの着信音が鳴ったのと、どっちが早かったのかは定かではないが、

「けっこう痛くなりだした」と、愛妻からのメッセージが入った。

うつつの中で、「マジで」と返した。


なんと僕は10時間も眠っていた。




つづく

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