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晩夏の夢うつつ

愛娘を連れて、どこか病院みたいなところにいるらしい愛妻を迎えに歩いている。

薄暗く古ぼけた見知らぬ街を歩いている。

気がつくと、愛娘は自分で歩けるくらいに成長していて、驚いた。

病院があるはずの場所が更地になっていて、怪し気な二人組が放射能関連の調査の有志を募っている。

「ここは病院があったはずだが?」と聞いたが、相手にされなかった。

あたりは益々怪しく歪んでくる。

抱えていた愛娘を見ると、見たこともない男の子になっていて、恐怖の余り思わず放り投げた。


場面が変わって、

夫婦3組が、互いに自分たちの子供の行方を探している。

各々が自分たちの状況を伝えようとするが、

みんな相手のことをかまっていられる状況ではないらしく、

次第に険悪な雰囲気が満ち、互いを貶し非難し始める。

一旦冷静になって、食事をしながら話し合おうと誰かが提案するが、

「それは駄目だ」と誰かが拒否する。

どうやら、この中の何人かが嘘をついているらしい。

僕は「これは映画になるな」と思い、ビデオカメラを回し始める……。



恐怖と謎が混濁する空気感から逃れるように、夢から覚めた。

時刻は18:08、外は明るいが、今日が一瞬何日か分からなくなった。

疲れ果てた晩夏のうたた寝。


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