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「本番」よりも「選考」が面白い

まず、昨日の「名古屋ウィメンズマラソン」は、

スポーツにおける勝負の様々な醍醐味を見せつけてくれた素晴らしいレースだったと思う。

ロンドン五輪女子マラソン代表の最終選考レースということで、

オールスターとも言える有力選手がそろい踏み、

それぞれがそれぞれの持ち味を随所に見せ合う「勝負」の駆け引きが見事だった。

日本人最高位となり五輪代表の座を引き寄せた尾崎選手は、“オリンピックに行きたい”という執念を最も持っていたと思う。

尾崎選手と最後まで順位を争った中里選手は、「Qちゃん2世」の呼び名に相応しくもの凄いポテンシャルを秘めた走りを見せてくれた。

いつ脱落するかと思わせながら結局最後まで粘り切り4位に入った渋井選手も、彼女らしい笑顔とVサインでのゴールで存在感を示していた。

ママさんランナーの赤羽選手は、昨年の世界選手権の成績だけでも選考争いは出来ていたのに、敢えて前に出て今大会の勝負に挑んだ様は素晴らしかったと思う。

そしてやはり最もインパクトを放ったのはアテネ五輪の金メダリスト野口みずき選手だ。

序盤飛ばし過ぎ、中盤で完全にトップ集団に置いていかれたにも関わらず、

奇跡的に追いつき一時は再度トップに立った走りには、

4年のブランクを大いに感じつつも、

世界最高の舞台で勝利したランナーであるプライドが満ち溢れていた。

日本が誇るランナーが、再びマラソンの世界で「勝負」するために帰ってきたということを強く感じることができた。

ロンドンには間に合わなかったが、4年後、彼女がリオの街を疾走する姿を見ることは、決して夢物語ではないだろう。


そんなわけで、毎回のことながら、

ある意味「本番」よりも面白いとも言える選考レースに熱をあげてきたが、

ついに、ロンドン五輪のマラソン代表選手が男女とも発表された。


男子は、あれだけ様々なカテゴリーの入り混じった混戦となると、

当然ながら色々な思惑が入り混じるので、誰しもが納得でくる選考はあり得ない。

そんな中で結果としては、順当な選考だったと思う。

個人的に公務員ランナーの川内選手の代表入りは期待はしていたけれど、

やはり興味本位な側面も強く、選考レース中で圧倒的な戦績差を出せなかった以上は、落選はいた仕方ないと思う。

東京マラソンの敗戦後、早々に五輪出場に対して諦観の構えを見せた川内選手と、

代表入り最有力という多大なプレッシャーの中で、琵琶湖マラソンに出場し「勝負」に挑み惨敗してしまい、ゴール直後に泣き崩れた堀端選手と比較すると、

どちらがアスリートとして五輪出場に執着していたかは明らかで、補欠に堀端選手が選ばれたのも納得できる。


女子は女子で、本命不在の群雄割拠の中で、「勝負」に勝った選手を選んでおり、

決して記録勝負にはならない五輪のレースには相応しい選考だったと思う。



マラソンは調整がすべてと言えるくらいに、本番までの準備が重要なわけで、

北京五輪において、期待された野口、土佐の両選手が調整ミスで走り切ることすらできなかったことは記憶に新しい。

選ばれた6選手にはくれぐれもプレッシャーに押しつぶされぬように自分たちのペースで調整をしていってほしい。

今回の各選手に共通している特徴は、「伏兵」的とも言えるので、

下手に重圧を感じず思わぬ好結果をもたらしてくれるかもしれない。

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