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落語漫画

ああ、「寄席」に行ってみたい。

落語を生で聞いてみたいという願望は、数年前から年々高まっている。

TSUTAYAでレンタルした立川志の輔の落語を聞きかじっているだけに過ぎないけれど、

生で聞いたらもっと凄いんだろうなということは容易に想像できる。

落語は伝統文化で、世代を越えて引き継がれていくものだが、

生身の人間が己の肉体たった一つで現している芸であることも事実で、

一人の噺家の芸は、実際その人が生きている間しか堪能出来ず、

そのある種刹那的な存在性も魅力的に思う。

先日他界した立川談志の落語を本質的な意味で堪能する機会はもう無いわけだ。

なんて不完全でこぢんまりとした芸かと思うし、

同時になんて奥深い芸かとも思う。


立ち寄った本屋でふと衝動買いした「落語漫画」には、

落語という芸能そのもの危うさとだからこそ滲み出る素晴らしさ、

そして、その性質に密接にリンクする噺家という生き方の危うさが、

少々古風でガーリーな漫画表現の中で描かれていた。

まだ第一巻が出ているだけだが、今後期待度は高い。

そして益々「寄席」に行きたくなる。

「昭和元禄 落語心中」/雲田はるこ



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(2011/07/07)
雲田 はるこ

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