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HOME>ひとりダ・ヴィンチ

荒天

闇夜の空全体が突然光っては、ゴロリゴロリと雷鳴が轟いている。

数時間前からずうっと雷が続いている。こんな夜も久しぶりなような気がする。

雷も、台風も、荒天は嫌いではない。

むしろ、心のざわめきが落ち着いて、心地よい。

今日は朝からずっと雨だった。小雨になってきたかと思えば、豪雨がぶり返す、それの繰り返しだった。


毎月の締め日だったが、仕事に最低限のメドがつきそうだったので、

午前中から、激しい雨がカンカンと車体を叩く営業車の中で、図書館で借りた文庫本を読んでいた。

図書館で本を借りたのも相当久しぶりだ。

先週末、仕事を終えて、街に飲みに出る前の束の間の待ち時間に近くの図書館に寄った。

別に借りるつもりはなかったけれど、数年前に観た映画の原作が目に止まった。

その映画はもの凄く面白いミステリーで、もう2回は観ていると思う。

「いつか原作も読んでみたい」という思いを思い出したので、借りてみることにした。


「木曜組曲」/恩田陸


4年前に死んだカリスマ女流作家のもとに集まる5人の女たち。

5人の女たちは皆“文章”を仕事にしており、それぞれが死んだ女流作家のことを尊敬し、畏怖していた。

5人が囲む食卓の上で交錯する疑惑と偽りが、確信犯的に展開し巧妙なストーリーを紡ぎ出す。

疑惑が疑惑を呼び、ついに隠れていた「真相」にたどり着く。

そして、それをさらに越える「真相」の「真実」。

結末を知っているにもかかわらず、上質なミステリアスが堪らなかった。


原作小説を読んでみて何よりも感じたことは、

この世界観を見事に表現していた映画作品の素晴らしさだ。

文体で描かれた一つ一つのシーンが、見事に映画のそれらと合致していった。

おそらく、三たびこの映画を観る日は、そう遠くないだろうなと思った。


木曜組曲 (徳間文庫)木曜組曲 (徳間文庫)
(2002/09)
恩田 陸

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(2003/05/23)
鈴木京香、原田美枝子 他

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