2014年07月

  1. 2014/07/03 決勝T一回戦
  2. 2014/07/05 狂気的で幸福な映画化
  3. 2014/07/09 惨劇
  4. 2014/07/17 月曜日の午前4時(沖縄)
  5. 2014/07/28 7月末の週末

決勝T一回戦

ワールドカップブラジル大会は決勝トーナメントの一回戦全試合が終了し、ベスト8が出揃った。

いやあ、正直最高のワールドカップじゃないかと思う。

少なくとも、僕自身がサッカーを観始めて以降では、これほど総てのゲームが熱い大会は記憶に無い。

特に決勝トーナメントに入ってからの戦いが物凄い。

ベスト8に勝ち残ったのは奇しくも各グループリーグの1位チームで、順当と言えば順当なのだろうが、

敗退したどのチームが勝ち上がっていてもおかしくない試合ばかりだった。

この場に日本代表の姿が無いことは寂しいし、明らかな勝負に対してのレベルの違いに愕然とする他ないが、

これほどまでに熱く、高い山がそびえ立っていることは、むしろ興奮する。

狂気的で幸福な映画化

忌々しい高揚感がおさまり切らない。

そんな、「映画」を観た翌日に、その原作小説の文庫本を衝動買い。

二日で読了した。


あの特異な映画世界が、そのまま文体で表現されているとは端から思っていなかったが、

想像以上に、映画は独自のアレンジを展開していたのだということを知った。

肝となる筋、主立った登場人物の言動は概ねそのままだが、

この「小説」と「映画」は、まったく「別物」と言ってしまってもいい。


暗く深い情念を突き詰めた小説は、見事だったと思う。

事前に基本的なストーリーも、重要なオチも知っている状態でありながら、

一気に読ませた文体の熱量は凄まじいと思える。


ただ、あの「映画」を観た直後では、描き出される展開、そのテンションに、

物足りなさを禁じ得なかった。

物語の衝撃度において、映画の方が仰々しく見せていたというわけではないと思う。

ストーリーのエグさについて言えば、小説の方がよっぽどエグく、救いが無かった。


ただ映画の方が、キャラクター描写の多様さと、物語の核心である“加奈子”の悪魔性が際立っていた。

そのことが、果てしない渇きと絶望を終始突きつけながら、

唯一無二の“エンターテイメント”を構築していたと思える。


詰まるところ、紛れもない問題作の映画化にあたり、

その原作に依存すること無く、より自由で、より爆発的に、光を与えてみせたということだと思う。

それは、とても狂気的で、とても幸福な映画化と言えよう。


もちろん、もし原作小説を先に読んでいたなら、

まったく逆に印象を持ったのかもしれないけれど。




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(2007/06)
深町 秋生

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惨劇

“接戦”になることは間違いないと思い、

きっと前半戦はドイツが守り切ってスコアレスで経過しているだろうと高を括り、

午前5時のアラームをやり過ごして前半40分が過ぎる頃に起床した。

テレビを点け、表示されたスコアに目を疑った。

ブラジルVSドイツの準決勝は、前半40分時点で「0-5」。

エースが離脱し、主将は出場停止、強国ドイツに対する“王国”の劣勢は必至だったとはいえ、

まさか前半戦でこんな展開を目にするとは夢にも思わなかった。実際、まだ夢でも見ているのかと思った。

茫然としたまま後半戦を見送り、結果的には「1-7」という王国の歴史的大敗。

「なんてこった」と思いつつ、仕事に行った。



帰宅し、改めてワールドカップ準決勝の試合を観ている。

王国がものの見事に崩れ落ちていく様は、

もはや「悲劇」などという言葉では足りず、「惨劇」と呼ぶに相応しい。

スタジアムが、いやブラジルという国全体が悲痛に沈んでいく姿は、

あまりに残酷過ぎて見ていられなかった。

彼らの実生活の色々な部分でこの悲しみが派生していきそうで心苦しい。


だが、これもサッカー、これもワールドカップだ。

いやあ、本当に恐ろしい。


このショックから再び立ち上がることは非常に難しいことだろうけれど、

ブラジルには、開催国の意地と、王者としての誇りを今一度取り戻してもらい、

3位決定戦で最後の輝きを見せてほしいものだ。



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月曜日の午前4時(沖縄)

少々遅くなったが、ワールドカップを振り返る。


決勝戦は、社員旅行の日程と重なってしまった。

ただそれでも決勝戦はLIVEで観なきゃ駄目だろうと、

前夜は午前1時過ぎ就寝だったにも関わらず、

同部屋の後輩と共に、午前4時に起床して観戦。

どちらかというとアルゼンチンを応援していたが、

そんなことどうだってよくなるくらいのファイナルに相応しい接戦だったと思う。

粘るアルゼンチンを振り切り、PK戦に持ち込ませずに勝ち切ったドイツは、

「勝者」に相応しい強さを大会を通して見せつけてくれたと思う。


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僕自身がまともにワールドカップを見始めて6大会目になると思うが、

今大会は、過去最高のワールドカップと言って良いと思う。

どの試合もことごとく面白かった。

日本がグループリーグで敗退してしまったことは至極残念だったけれど、

全体的なレベルの高さを見せつけられるにつれ、

敗退は必然的だったと思えるし、むしろ清々しささえ覚えた。

そして、日本が進むべき道程はまだまだ長く険しいことには、

厳しさと同時に、喜びを感じた。



王国の悲劇、前回優勝国の屈辱、スーパースターの苦悩……

サッカーの興奮と共に、恐ろしさを感じた大会でもあった。


ただ、あれも、これも、すべて「サッカー」なのだと思う。


また4年後の大舞台に向けて、

シュート、そして幸運を。

7月末の週末

金曜日の夜。

愛妻&愛娘が実家に泊るというメッセージを確認して、レイトショーへ。

待望の怪獣映画を公開日初日に観に行くことができた。

映画は、大いに“語りがい”のある出来映えだった。


土曜日は出勤日。

一日中、事務仕事に追われた。

月末最終週の週明けに大いに不安を残しつつ、切り上げて、友人らとの飲みに出かけた。

駅前で飲んだ。

同じく怪獣映画を観た友人と語り合いつつ、いつものように酒がすすんだ。

二次会に繰り出し、眠くなり帰宅。


今日、日曜日。

結局、午前10時過ぎまで寝てしまっており、

実家に泊っていた愛妻からの電話で起きた。

当然のごとく愛妻激おこ。

帰ってきた愛妻をなだめつつ、愛娘と連れ立って出かける。

トイザらスにビニールプールを買いに行った。

ふと愛娘の誕生日プレゼントを肝心の両親から贈っていなかったことに気づき、

少々奮発してかなり大きめの何やらゴテゴテしたビニールプールを購入。

ガストで昼食を済ませた後、早速実家に行き、購入したばかりのビニールプールを開けてみる。

想像以上にデカい。

とは言え、手動のポンプで事足りるだろうと思い、ひたすらポンプを踏む。

超絶に大変だった。

ポンプを踏んでも踏んでもプールは膨らみ切らない。

延々一時間近く踏み続け、ようやくそれっぽくはなってきた状態で水を入れ、

なんとかかんとかプール開きに至った。


電動ポンプの存在とその必要性を知った真夏の日曜日。

まあ、愛娘がはしゃいでくれたので良いのだけれど。

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