2011年09月

  1. 2011/09/02 秀逸な現代版
  2. 2011/09/03 風雨の中の初戦
  3. 2011/09/03 ハネムーン vol.16「ゴールド・コーストへ」
  4. 2011/09/04 アンラッキーとラッキーの境界
  5. 2011/09/04 うつりかわり
  6. 2011/09/04 ハネムーン vol.17「雑多な街の夜」
  7. 2011/09/04 暇つぶし
  8. 2011/09/05 帰り道
  9. 2011/09/07 後半突入
  10. 2011/09/07 GK
  11. 2011/09/07 ハネムーン vol.18「強制的な恋しさ」
  12. 2011/09/10 親馬鹿
  13. 2011/09/10 ハネムーン vol.19「最後の夜」
  14. 2011/09/10 ハネムーン vol.20(最終回)「幸福な旅のはじまり」
  15. 2011/09/11 チアリーディング
  16. 2011/09/11 高架下
  17. 2011/09/13 ふんぎゃあ。
  18. 2011/09/13 10年
  19. 2011/09/14 暇じゃない時の暇を持て余している時に読む漫画
  20. 2011/09/15 寝床
  21. 2011/09/16 のび太
  22. 2011/09/18 ドラえもんと妹
  23. 2011/09/22 定まりのない日々
  24. 2011/09/22 隠れミッキー
  25. 2011/09/23 秋の夜長
  26. 2011/09/25 千秋楽
  27. 2011/09/29 集中力不足
  28. 2011/09/29 唯一の価値
  29. 2011/09/30 カロリーメイト

秀逸な現代版

先週NHK-BSで放送された「SHERLOCK(シャーロック)」という英国産のテレビドラマが、とても面白かった。

タイトルの通り、“現代版 シャーロック・ホームズ”の活躍を描いたミステリーサスペンス。

あの世界一有名な名探偵シャーロック・ホームズが、「現代」に生きていたらという、

よくありそうな題材だけれど、これほど完成度の高い上質な作品は観たことがない。

堺雅人を縦に伸ばしたような風貌の英国俳優ベネディクト・カンバーバッチが演じるシャーロック・ホームズは、

コナン・ドイルが生み出したキャラクター性をそのまま保ちつつ、

ブラックベリーとラップトップパソコンを速やかに操りながら、文字通りの超高速推理を繰り広げる。

ホームズの唯一無二の相棒“ジョン・ワトソン”をはじめ、周囲を彩る脇役たちも非常にキャラクターが立っていて、

たった3話の構成で魅力的なドラマの世界観を構築していたと思う。

これは人気シリーズになることは必至だろうと思う。

ファーストシーズンの3話を見終わり、直ぐさまセカンドシーズンを待望している。


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風雨の中の初戦

台風が近づいている。珍しく、松山市内も風雨が強かに吹き付ける中、原付で帰った。

帰宅ししばらくして、サッカーの日本代表戦が行われていることを思い出し、

後で録画を最初から観るか迷ったが、まだ前半途中の時間帯だったので生中継を途中から見始めた。

日本対北朝鮮の試合は、前半30分を過ぎていた。スコアは0-0だった。

実況を聞くところによると、日本代表が優勢に試合を運んでいるらしい。

まあ当然のことだと思った。

先日の“日韓戦”の記憶も新しいところなので、今の日本代表の実力と勢いのまま、すぐにでも先制点を得られるだろうと思いつつ、TV観戦を始めた。

北朝鮮は決して格下のチームではないということを認識しつつも、日本が2点くらい先行したら、スポーツクラブに行こうなどと考えていた。

がしかし、想定に反してなかなか先制点を得られない。

劣勢なわけではない。実況と解説の通りにゲームを支配しているのは明らかに日本代表だった。

スコアレスのまま後半戦も20分を過ぎた頃、覚えのある“緊迫感”に包まれてきた。

そのとき初めて、これがどういう試合なのかということに気付いた。

そうこれは、ワールドカップ予選の初戦なのだ。

世界ランキングも過去の戦績も関係ない。

対戦相手がどこであれ、「勝利」が簡単であるわけがない。

それまでどこか安閑として観戦していた気分が消し飛び、

画面越しに繰り広げられている試合における「勝利」の価値を4年ぶりに思い出した。

そうこうしている間に時間は後半40分を過ぎた。

傍らでは愛娘がぐずりだしそうになったので、彼女を抱きながら立ち上がって観戦を続けた。

光が強い方に意識が向いているだけだろうが、愛娘もTVの画面に首を傾け釘付けになっている。

ついにロスタイムに入った。

何故入らない?という日本代表のシュートが連発され、このもどかしさもワールドカップ予選ならではだなと思った。

アジア3次予選におけるホームでの引き分けは、「敗戦」に等しいということの覚悟を以前ならし始めてもいい頃だったが、

後半ロスタイムも残りわずかになっても、「何かが起こる」という感覚は消えなかった。

結果、日本代表は最後の最後のチャンスをものにして、勝った。

眠りそうな愛娘を抱えていたので、努めて興奮を抑えたつもりだったが、側にいた愛妻には怒られた。

解説をしていた岡田さんじゃないが、日本代表にとって「最高の勝利」だったと思う。

上り調子の代表チームといえど、ワールドカップ予選の経験の乏しい若いチームにとって、

その初戦の他には無い厳しさを感じつつ、勝利をもぎとったことは、何にも代え難い勇気となったと思う。

まだまだ先は長いが、幸先の良いスタートを切ったことは間違いない。


自国の代表チームが、勝たなければならない試合での勝利によって生まれる興奮の素晴らしさを改めて感じつつ、

益々風雨が強まる中、スポーツクラブに向かった。



という数時間前のことを思い出し興奮に拍車がかかる、一人飲み佳境の丑三つ時。

ハネムーン vol.16「ゴールド・コーストへ」

文字通り「楽園」のようなハミルトン島を後にし、オーストラリアの本土に戻り着いた。

残りの2泊は、ゴールド・コーストで宿泊することになっていた。

“ゴールド・コースト”という地名はもちろん知っていたけれど、

そこが一体どういう場所なのかは具体的なイメージがほぼ無かったと言える。

自分の性格を鑑みて振り返ってみると、よくもまあ行く先々の下調べを殆どせずに、人生初の海外旅行に臨んだものだなあと不思議に思う。

あれやこれやと余裕が無かったことも確かだし、“ハネムーン”という名目にただただ浮かれていたのかもしれないなと、今となっては思う。


ハミルトン島から帰り着いた空港からゴールドコーストまで、ツアーのマイクロバスで数時間の移動が必要だった。

オーストラリアのハイウェイの景色は、はじめは新鮮だったが、一時間程経つとマイクロバスの決して快適ではない乗り心地も手伝って、次第に飽きてきた。

疲れたからといって眠るのも勿体ないし、想定外の“暇”を埋め合わすための手段も持ち合わせていなかった。

そうこうしていると、愛妻が「気分が悪い」と伝えてきた。

到着まではまだ1時間以上あるらしく、途中休憩する予定もないらしい。

どうしたものかと思いつつ、何せ“結婚”をして数日なので、ここはしっかりと頼りになるところを見せなければと思い、

マイクロバスの狭い車内にひしめくその他のカップルの間を縫って、運転手の所まで行き、

「妻が気分が悪いので止めてくれ」と伝えた。

とか言うと、まるで外国人の運転手に対して、つたないが気持ちのこもった英語で伝えたようにも聞こえるが、

何のことは無く、運転手はバリバリの日本人で、僕が持ち前の人見知りの壁を必死に越えて伝えただけの話だ。

まあとにかく、ハイウェイの途中だったが予定外に下りてもらい、近くのショッピングモールに寄り、愛妻は回復した。


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そんなこんなでようやくゴールド・コーストに辿り着いた頃には、日はもうとっぷりと暮れていた。

宿泊先のホテルに入り、夜景を見て、すぐ近くに聞こえる波音を感じた。

ほぼ移動しかしていない一日で疲れていたが、その分お腹も減っていた。

どこで夕食を食べればいいのか何も分からなかったが、とりあえず街に繰り出すことにしてみることにした。


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その他の「ひとりごとのハネムーン」はこちらから→

アンラッキーとラッキーの境界

“最悪”は、もちろん「不幸」だが、“最悪の回避”は、一転「幸福」だと思う。


台風が過ぎていく土曜日。仕事は休みだった。

夕方近くまで、自宅で愛妻と愛娘と過ごした。

今夜の晩ごはんはお寿司が食べたいと思い、某回転寿しチェーンの持ち帰り寿司を買いに行くことにした。

ついでにスポーツクラブにも行こうと思い、まず回転寿司店に寄って注文をし、スポーツクラブの帰りに受け取りに再度寄ることにした。

小一時間ほど汗を流して、予定通りの時間に回転寿司屋に着いた。

そこで気付いた。財布が無い……。

どうせ車の座席の下にでも落ちているのだろうと思い探したが、無い。

バッグをひっくり返して探したが、無い。

どうやらスポーツクラブに忘れてきたらしい。

当然財布がないと寿司の清算もできるわけがなく、大慌てで戻った。

スポーツクラブの受付で財布の落とし物が届いていないか確認したが、届いていないという返答。

使用したロッカー周辺、駐車場をくまなく探したが、どこにも無い。

「マジか……」

こんな時に限って、財布の中には僕としては珍しいほどの大金が入っていた。

スポーツクラブのエントランスで絶望にくれていると、別のスタッフが声をかけてくれた。

財布の落とし物があり保管していたが、少し前に警備室に届けたとのこと。

「天の助け」とはこのことだと思った。

直ぐさま警備室に向かい、幸いにも何の問題も無く、財布が戻ってきた。


危うく、本当に最悪な週末になるところだった。

寿司とお酒を買い、冒頭の思いを反芻しながら一人“祝杯”をあげた。


それにしても、このところ自分で驚く程にうっかりした“ミス”が多い。

取り返しがつかないことが起こってしまう前に、

自分の一つ一つの行動を見直さなければならないと思う。

うつりかわり

寿司を食べつつビールもどきを2本飲んだら、満腹になり眠くなった。

世界陸上となでしこジャパンの中継と録画を交互に見ながら、うつらうつらとした。

そのまま寝ればいいのに。という声がどこからか聞こえてきそうだが、土曜の夜、そういうわけにもいかない性。

テレビも面白くないし、映画を観るという気分にもなれなかったので、

散歩がてら近所のコンビニに出かけた。

ニュースでは今もなお緊張感をもってその情報が伝えられている台風は、

やっぱり僕自身の生活には直接的な影響をもたらさず過ぎていったらしい。

ただ、やや強く吹く風は、すっかり秋のそれになっていて、とても涼しかった。

歩いて数分の極めて短いコンビニまでの道中だが、先日勝ったYUKIのアルバムをiPodで聴きながら、

気分よくフラフラと歩いて行った。

ワンコインで買える安い赤ワインと、チョコレートとチーズを買って帰った。


季節が、移り変わっていく。

ハネムーン vol.17「雑多な街の夜」

ぶらぶらとゴールド・コーストのホテル周辺を歩いていると、さすがに色々な飲食店が並んでいた。

お決まりのイタリアンから中華、韓国料理、ベトナム料理まで様々だった。

その中に当然のように日本料理の店もあった。

今から考えると、ゴールド・コーストまで来て敢えてそれを選ぶ必要性もなかったと思うが、

あまり悩むことも無く僕たち夫婦は、居酒屋風の日本料理の店に入った。

どうやら、空腹が過ぎて出来るだけすんなりと惑うこと無く“ごはん”にありつけることを最優先に考えたらしい。

慣れない海外旅行の日々で、美味しいのだけれど似たり寄ったりのメニューに飽きがきていたことも否定出来なかった。

当然ながら日本人が経営しているその居酒屋で出てきた料理は、お世辞にも質の高いものではなかった。

けれど、何の戸惑いも無く“出し巻き卵”などと注文出来ることは、やはりストレスが無く色々な意味で気楽だった。

ある意味、オーストラリアで堪能出来る日本料理らしいメニューを食し、割高な日本のビールは避けて軽く飲んで、店を出た。


実質その夜は、このハネムーンでゆっくりできる最後の夜だった。

飲み足りなかったので、スーパーと酒屋に寄り、ワインと軽食を買って帰った。

まさに欧米文化らしい大容量の食料品が並ぶスーパーの店内は、いつも観ている映画によく出てくる風景で、地味に高揚した。


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まだまだ賑わう夜のゴールド・コーストの街並は、良い意味でも悪い意味でも雑多な感じがして、

ハネムーンの最中で深く踏み込む勇気はなかったけれど、色々な刺激が溢れていそうな場所だった。

海外旅行自体が初めての者にとっては、勇気を出して入った酒屋で買ったスパークリングワインをホテルで飲むことが精一杯だった。


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暇つぶし

映画を観に来たが、上映時間までに間があったので、隣接するショッピングモールのおもちゃ屋で時間をつぶした。

様々なフィギュアが並ぶ中で、「のび太」のフィギュアを見つけた。


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今や比較的マイナーな作品のキャラクターのフィギュアでも結構売っていたりするものなので、

国民的漫画の主役級キャラクターのフィギュアなど驚くこともない。

けれど、「ドラえもん」フリークだからこそこの商品は熱い。

なぜなら、ドラえもんが「プラモ化カメラ」という写真で撮ったものを何でもプラモデル化するという道具を出した回(てんとう虫コミックス第28巻「百丈島の原寸大プラモ」参照)で、

これと同じようなのび太自身のプラモデルを作るというシーンがあるから。

下にドラえもんの商品もあるが、こののび太のフィギュアに関しては、そのエピソードを知っているドラえもんファン向けだけに作られているに違いないと思う。


「ドラえもん」という漫画には、話の本筋ではない部分にも思わず取り上げたくなるポイントが無数にある。

だからこそ唯一無二の漫画なのだ。


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帰り道

おびただしい

千辛万苦も承知の上 憧れのあの娘は雲の上

愛されたいよと大きな声で 泣いてる怪獣

「鳴いてる怪獣」/YUKI



スポーツクラブの帰り道。

聴いていた音楽が途中だったので、少し遠回りして帰った。

結構真面目に通っているつもりだけれど、体重はなかなか思ったように減らない。

鬱積を覚えつつ、施設の外に出ると、夜風がすっかり涼やかだった。

「まあいいか」と、思った。



工場の上に浮かぶ月が大きくて綺麗だったが、カメラでは巧く撮れなかった。

人間の眼はつくづく凄いと思う。

後半突入

ワールドカップアジア3次予選第2戦、対ウズベキスタン。

アウェイならではの難しいゲーム展開で、前半1点ビハインドの0-1。

後半ゴールラッシュで快勝してくれることに期待。

お、後半から売り出し中の清武投入。

早速レフリーとコミュニケーションをとるあたり、21歳という若さだが、国際試合にも動じない落ち着きというか、場慣れしている。

きっと今日も得点に絡むだろう。

GK

清水エスパルスで活躍したGKの真田雅則さんが急死したとのこと。

Jリーグの発足当時に、応援していた清水エスパルスの守護神として活躍していた選手だけに、思い入れも深く、悲しい。

ブラジル人GK“蜘蛛男”シジマールの入団後も、控えGKとしていぶし銀の存在感を放っていたことが思い出される。


まだ43歳、今季から古巣エスパルスのGKコーチに就任したばかりという。

先日の松田直樹の訃報に続き、Jリーグの創成期を彩った相次ぐサッカー選手の急死は、つくづくやり切れない。



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このJリーグカード持っていたなあ……。

ハネムーン vol.18「強制的な恋しさ」

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朝起きると、ホテルの部屋からビーチが見えた。

夫婦揃って、早速お腹は減っていたが、とりあずビーチに出て散歩をしてみることにした。

ゴールドコーストのビーチは、サーファーでなくとも波に乗ってみたくなった。


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さてどこで朝食を食べようかとうろうろしていると、マクドナルドを見つけた。

例えば、修学旅行で北海道に行ってマクドナルドに行くのはあまりに勿体ないと思うが、

オーストラリアのこのサーファーの街に来てマクドナルドに入ってみるのは、むしろアリに思えた。

日本とは少し違うメニューに新鮮味を覚えながら、朝マック食べた。

ちなみに元来超健康志向でファストフード嫌いの愛妻は、マクドナルド自体に行ったのも数年ぶりだと言っていた。

朝マックの後は、様々な店舗が建ち並ぶ街の中をぶらつきながら、殆ど買っていなかった“おみやげ”を物色した。

どうにも胡散臭そうな日本人が経営しているワイナリーで試飲をして、

胡散臭さと独特のワインの甘さに負けて自宅用と実家(主に母親)へのお土産用にオーストラリアワインを5、6本買った。

その中の貴腐ワインはずっと寝かしてから何かの時に飲もうと決め、

ハネムーンから2年が経った今現在も飲まずに置いている。

が、保存状態も何も気をつけずにただ物置に入れているので、果たして味がどうなっているかは大いに不安である。


ハネムーンなので、さすがに各方面に何かしらのおみやげを買わないわけにはいかないのが日本人気質。

それを容易に見越すように、ワイナリーのすぐ隣の店は、大橋巨泉がオーナーらしい日本人観光客向けのギフトショップだった。

まんまと巨泉の戦略にはまりおみやげを買った。


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ゴールドコーストで楽しむべき要素は、ビーチで波と戯れながら過ごすか、存分にショッピングをすることなのだろう。

けれど、実質ハネムーンも最終日を迎えた僕らには、はしゃぎまわる元気もなく、懐の余裕もなくなってきていた。



一通りぶらついた後、何故かショッピングモールの中で売っていたにぎり寿司のパックを昼食として買い、ホテルに戻った。

寿司はまずいということはなく、思ったよりも食べられた。

朝マックを挟んでの前夜に続いての日本食。実は日本が恋しくなってきているのだなあと思った。

もしくは、ゴールドコーストという街のあちらこちらで垣間見える明らかな“日本人観光客向け”な雰囲気に、

半ば強制的に自国を思い出さされたのかもしれない。


ところどころで見受けられる完全な日本語での表記や、バリバリの日本人スタッフの応対は、とても海外旅行初心者の者にとってとても助かるけれど、

なんだかな~、と思った。


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親馬鹿

ふと気がつくと、

他人の子よりも、自分の子の方がフツーにかわいいと思っている。

昨夜の寝床で、愛妻にそのことを話すと、

即座に「親馬鹿」と言われた。



そんなつもりはなく、客観的な意見を述べたつもりだったけれど、

おそらく“それ”は間違いないらしい。


そもそも、他人の赤子を心の底から「可愛い」と思ったことなどなく、

子供自体が苦手である。


そして、世界中のどの「他人」よりも、「自分」が大好きな人間である。

他人の子よりも、自分の子が優れていると思うことは、必然的なことだ。




べつに煽てるわではなく、

99%愛妻のおかげで、愛娘はすくすく育っている。

その姿を見て、

「幸せな子だ」とつくづく思う。



と、そんなことを、ほろ酔い加減で呑気に感じている僕も、

「幸せなやつだ」とつくづく思う。












と、言っておかないと、愛妻に怒られる。

ハネムーン vol.19「最後の夜」

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ゴールドコーストで宿泊したホテルは、決して豪華なホテルということはなかった。

中の中くらいのレベルだったと思うが、プールは設営されていたので、

パック寿司を食べた後の午後はプールで過ごした。

浅いプールで少しだけ遊び、プールサイドのベンチシートで日光浴をした。

降り注ぐ木漏れ日を見ながら、オーストラリアの空も見納めだと思い寂しくなった。


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日が傾き始めたので、再びビーチまで行き、砂の上を歩いた。

広大なビーチでは、様々な年齢の人々がおもいおもいの時間を過ごしていた。

世界中には色々な人がいて、それぞれが色々な人生を送っているのだなと、ものすごく当たり前のことを思いながら、

日が沈みかけてビーチ全体が陰ってくるまで、僕たちもそこで過ごした。


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さていよいよハネムーンも“最後の晩餐”を迎える時間が近づいてきた。

最後の夜は何を食べようかと思いめぐらし、そういえば食べていなかったことを思い出し、

オージービーフのステーキを食べに行くことにした。

ガイドに紹介されていたお店にドキドキしながら入ると、当然のように日本人の店員がいて、すべて日本語で注文出来た。

どうやらその店の経営者も日本人らしく、つくづく、日本人が来やすい場所だなあと思った。

ボリューミーなステーキは、日本人向けに味付けされているのか知らないが、とても柔らかく美味しかった。


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最後の晩餐を満足して終えて、腹ごなしに夜の街をぶらつき、アイスクリームを食べた。

前夜と同じくお酒を買おうと思い酒屋に寄ったのだが、

入り口でいかつい店員に止められてパスポートの提示を求められた。

前夜はそんなことは何も求められずすんなりワインを買えたので、とても戸惑った。

あいにくパスポートはホテルに置いてきてしまっていたので、諦めてそのまま帰った。

翌朝は午前3時に起きて空港に向かわなければならなかったので、残念だったが早く眠ることにした。


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そうして、ハネムーンの最後の夜を終えた。


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ハネムーン vol.20(最終回)「幸福な旅のはじまり」

ハネムーンもついに帰国の日を迎えた。

予定通りに午前3時頃に起きて、身支度をした。

ホテルから見える風景が徐々に明るくなっていく様子を名残惜しく眺めながら、何枚も写真を撮った。


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数日ぶりにブリスベンの空港に着き、滞り無く搭乗手続きを済ませた。

朝食を食べていなかったので、空港内で軽食をとることにした。

オーストラリアドルの残金が本当に残りわずかなことに気づき、何なら食べられるかとあたりを見回し、

生まれて初めて「SUBWAY」に入った。

初めてだったので、サンドウィッチの具材をチョイスしていくシステムがよく分からず、

当然英語でのやり取りなので、夫婦揃って苦労して残金で買えるだけのサンドウィッチを注文した。

もう少しで、超ロングなサンドウィッチが出来上がってしまい、「お金がない」と恥をかくところだった。

さすがに、今や世界一の店舗数を誇るファストフード店だけに、

最初にこの空港に降り立った時に食べたサンドウィッチとは比べ物にならないくらい「普通に」美味しかった。



腹ごなしを済まし、出発までの時間を過ごした。

空港は当たり前のように人で溢れていて、いろいろな人がいろいろな感情を見せていた。

大家族が、外国に旅立つのであろう父親の見送りをしていて、泣いたり、笑ったりしている。

カラフルな服を着た子供たちが無邪気に通り過ぎて行く。

ハネムーンらしい東洋人の新婚夫婦が先住民族をかたどったオブジェの前で写真を撮っている。


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世界中にはいろいろな人がいて、今この瞬間も無数の人たちが、旅立ち、どこかに辿り着いている。

人生は旅のようなものだとよく言う。確かにそうだと思う。

世界中の一人一人が、自分が辿り着くべき場所に向かって、

楽しみながら、苦労しながら、人生という旅行をしているのだと思う。



唯一無二のパートナーを得て旅立った幸福なハネムーンは終わろうとしていた。

ただ、このハネムーンそのものが、新たな「旅」のスタートだなということを、

行き交う人々と、隣に座る愛妻を見ながら思った。



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搭乗のアナウンスが聞こえた。

「さあ、帰ろう」

と、思った。

チアリーディング

昨夜は久しぶりに実家の家族と飲んだ。

少々飲み過ぎて、揚げ物ばかりを食べ過ぎてしまったので、今日はスポーツクラブで少しハードワーク気味にメニューをこなした。

毎回、アセントというトレーニングマシンで有酸素運動を40分間行う。

40分間連続して行う運動は、疲れることはもちろん、飽きてくる。

なので、大概の場合、マシンに附属して付いているテレビを見ながら運動を行う。

その時に、スポーツの中継やスポーツニュースを放送しているととても有り難い。

テンションが上がって、集中して飽きること無く運動を続けられる。

今日は、有酸素運動を行う時間にちょうどチアリーディングの日本選手権(ジャパンカップ)の模様が中継されていた。

チアリーディングはとても面白い。

アクロバティックな組体操や、軽快なリズムに乗ったダンシングは、見ていてとても高揚する。

最近は男子選手の活動も増えているようで、男女混合のチームも結構多かった。

日本では、女性のみのチームも、男女混合のチームも同一のカテゴリーで競技するようで、

それなら男女混合チームの方が有利じゃないかと思ったが、採点基準が若干厳しくなるということらしい。


サッカーとかプロ野球などのメジャースポーツはもちろん面白いが、

マイナースポーツも、見れば見る程面白い。

日曜の午後はマイナースポーツ観戦に限る。

高架下

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スポーツクラブでいつもよりも少しハードワークなメニューをこなして、

併設するショッピングモールの本屋に行った。

渡辺ペコの「にこたま」の最新巻を買いに行ったのだが、無かった。

かわりに、松本大洋の最新作漫画の初巻が平積みされていて、衝動買いした。

15時近かったが、昼ごはんを食べていなかったので、SUBWAYでサンドウィッチを買おうと思い歩いていると、家族連れの友達に会った。

彼は、一男二女(女の子は双子)の父親で、奥さんと共に3人の子を連れてマクドナルドに居た。

僕はまだ愛娘を連れてああいう場所に出かけたことはないが、

3人も幼い子を連れて出かけることの大変さが、途方も無く思えて、思わず感心してしまった。


カロリーと金額を気にしながらSUBWAYでサンドウィッチを買った。

それを愛妻の実家に向かいながら車中で食べた。

途中、高速道路の高架下の陰に車を停めて、買ったばかりの松本大洋の最新作を読んだ。

「Sunny」というタイトルのその漫画は、少年たちの眩くほろ苦い“視界”が、松本大洋らしい世界観で描かれていて、温かくもなり、切なくもなった。


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まだまだ暑い。

ただ高架下の陰は、日が傾いて行く程に涼やかになり、

開け放した車の窓から窓へ吹き抜ける風に、季節の移り変わりを感じた。

ふんぎゃあ。

赤ちゃんは本当に「ふんぎゃあ」と声を発するんだなあ、

と当たり前のことが面白い。

お腹を空かせて泣くことも、

指をしゃぶりはじめたことも、

あり得ないくらいに首を曲げてこっちを見ていることも、

いろいろなことが、すごいなあと思う。


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10年

少しタイミングが遅くなったが、「9・11」からはや10年の月日が流れたことに思いを馳せる。


あの悲劇の第一報をテレビのニュースの中で伝え聞いた時のことは、今もありありと覚えている。

東京での一人暮らし、2年目の初秋だった。

貿易センタービルに飛行機が突っ込む映像を目の当たりにして、

「なんて酷い事故」だと疑わなかった。

数分後、立て続けに二機目が突入する様を見て、

衝撃と同時に今までに感じたことのない不穏な雰囲気が自分の中に渦巻いた。

「テロ」とかそういう具体的な言葉が出てくるよりも前に、

「ああ、何かが起こり、始まってしまったのだ」と思った。


あれから10年、

まるで何処かの誰かの何かしらの“思惑”にただただ導かれるように、

戦争が始まり、世界中で憎しみの螺旋が繰り広げられた。

情報化の世界において、戦争の様は、とてもタイムリーに身近に伝え続けられたけれど、

情報が入り乱れ、溢れかえるが故に、その全体像と本質がぼやけたまま映し出され、

結局うやむやな終着を見せられているように感じる。



今日のWebニュースで、米国の現役兵士が過去2年間で150人も自殺しており、

さらに退役兵士の自殺は年間で6500人にも上っているということを知った。

なんということだと思う。

とてつもなく不幸な現実だが、敢えて言うならば、

もはや人間という生物の個体は、戦争が出来るようには出来ていないんじゃないかと思う。



何も終わっていないし、何も解決していない。

ただ一番の不幸は、人間全体が、

本当に気がつかなければならないことを、何も気づけていないことのような気がする。

暇じゃない時の暇を持て余している時に読む漫画

今週に入って、

佐々木倫子の「おたんこナース」と「Heaven?」と「月館の殺人」を続けざまに全巻読み直した。

どうやら地味に精神的に参っているらしく、何もやる気が起こらない。

こういう時に読むには、彼女の漫画は特にふさわしいと思う。

良いも悪いも、人間(日本人)のありのままの姿を滑稽に時に辛辣に描いたこの漫画家のコメディは、

気楽に読めると同時に、自分の人生においてハッと気づかされるものがある。


さて、今月末には最新巻も出るようなので、

引き続き、「チャンネルはそのまま!」も読み返すとするか。。。



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佐々木 倫子

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寝床

日々の生活のルーティーンは、自分が図らずも定まってくるもの。

今夜は週例のミーティングで帰宅が遅くなる日だったので、

21時過ぎに帰宅後、スポーツクラブにはいかずに、シャワーを浴びて、晩飯から晩酌に流れた。

一昨日、昨日と飲んでいなかったので、帰り際にトリスウイスキーとソーダ水を買って帰っていた。

それを安いチーズと買い置きのハムをあてにして飲んだ。

ニュースと録画番組とインターネットを見ながら、一人飲みを楽しみ、0時半に差しかかったので、寝ることにした。

飲む飲まないに関わらず、このところの平日は大概0時半になるころに寝床に向かう。


寝室の扉を静かに開け、忍び足でベッドにたどり着く。

枕元の灯りをつけると、愛妻と愛娘が同じように両手を上げた格好で眠っていて、思わず吹き出してしまいそうだった。

二人を起こしてしまうわけにはいかないので、写真を撮れないのが残念だった。

のび太

いかん、アメトーークの「のび太ほっとけない芸人」が面白すぎた。

やっぱり、「ドラえもん」は史上最高の漫画で、

“のび太”は最高の主人公だ。

僕の“のび太ほっとけないシーン”はコレ↓


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このシーンの後、ドラえもんが出した道具が、隠れた恐怖の道具「バイバイン」だ。


ドラえもん (17) (てんとう虫コミックス)ドラえもん (17) (てんとう虫コミックス)
(1979/06/27)
藤子・F・不二雄

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ドラえもんと妹

3歳年下の妹がいる。

僕らの歳では、至極珍しくない兄弟間の年齢差だろう。


先日のアメトーークの「のび太ほっとけない芸人」を見ながら馬鹿笑いをしながら、

自分の周辺でこの可笑しさを心底共有出来るのは、妹ぐらいだろうなと思った。


昨夜、父親が入院から一時帰宅していたので実家で晩ごはんを食べて、飲んだ。

遅れて妹が帰宅し、当然話題は「ドラえもん」の話になった。

アメトーークの録画を見返しながら、再度笑った。

父親は、20年以上前の家族旅行の時の道中で、僕と妹が丸暗記した「ドラえもん」の映画の台詞を延々発していたことを、先週の家族飲みに引き続き思い返していた。


いろいろな漫画やアニメに物心つくかつかないくらいの時から触れているが、

それらの面白さを安心して語り尽くせるのは、幼年期から共に過ごした妹をおいてほかにいない。


そんな話題にテンションが上がり、思いのほか酔っぱらってしまい、

歩いて3分にも関わらず、妹に車で送ってもらった。


目覚めるとベッドの上で、帰宅してからのことを何も覚えていない……。

ただ、僕と妹が初めて買ってもらった「ドラえもん」のコミックスが、

16巻と14巻だったということは、よく覚えている。


ドラえもん (第16巻) (てんとう虫コミックス)ドラえもん (第16巻) (てんとう虫コミックス)
(1978/12/22)
藤子・F・不二雄

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ドラえもん (14) (てんとう虫コミックス)ドラえもん (14) (てんとう虫コミックス)
(1977/12/20)
藤子・F・不二雄

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定まりのない日々

昨日、大雨が降りつける車内で、買ったばかりの「にこたま」の最新巻を読んだ。

読み終わって、粘り気を感じる程に大量の雨水が流れるフロントウィンドウをしばらく呆然と眺めた。

29歳の“オトナ”の男女を描いたこの漫画は、ようやくほんとうの意味で“コドモ”を卒業する微妙な年頃を、

飾り気無く生々しく、でも可愛らしく切り取っている。

たぶん、この漫画をもっと前に読んでいてもピンとこなかったろうし、

もっと後に読んでも今のような身につまされるような感情は生まれなかったろうと思う。

自分が、30歳を目前に控えた今この時期に、この漫画が連載されていることを運命的にすら思う。


気がつけば、嫌でも分別がつくようになっていて、大概の場合において間違った言動はしないだろうと思う。

ただ、だからと言って自分自身の生き方に自信など微塵も持てなくて、右往左往する。

その自身の有様を見て、とても動揺する。

それでも平気なふりして生きていかなければならないと、自分に言い聞かせる日々。

無知でだからこそエネルギーに満ちあふれていたもっと若い頃に戻りたいとも思うし、

焼き白子を食べながら日本酒を飲むというような幸福を堪能出来るようになった今に満足することもある。


仕事がうまくいっていてもいなくても、結婚していてもいなくても、子供がいてもいなくても、

まだまだ、定まらない。定まるわけがない。

そんな年頃、30歳まであとちょうど2ヶ月。


にこたま(3) (モーニングKC)にこたま(3) (モーニングKC)
(2011/08/23)
渡辺 ペコ

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隠れミッキー

自宅のトイレには、docomoで貰ったディズニーのカレンダーが貼ってある。

2ヶ月ごとのイラストには、ミッキーマウスやドナルドダックが季節のイベントに興じるシーンが描かれている。

そのイラストのどこかに、一つだけミッキーのシルエットが隠されていて、それを2ヶ月おきにカレンダーをめくる度に探すことが、ささやかな楽しみだったりする。

今年もあと3ヶ月あまり、カレンダーをめくる機会もあと一度しかない。

まあそんなことはどうでもいい。




昨夜のこと、小遣いが無くなったので、猫なで声を出して愛妻に二千円を貰った。

野口英世の千円札に、「千円」という透かしが入っていることに初めて気がついて、そのことを愛妻に伝えると、

さも当然のように「知ってる」と答えた。

少し悔しかったので、

「千円札ってどっかにミッキーが隠れとるんよねー」

とバレバレの冗談のつもりで言った。

すると、「ほんとにー!」とすぐさまお札を手に取り、ミッキーマウスを探し始めた。

まさか本気で引っかかると思わなかったので、大笑いしてしまったという話。

秋の夜長

ちょっといろいろなタイミングが重なって、ひとりで自宅に居ることが多いこの数日。

やることもないというか、これしかやることもないので、

立て続けに映画を観たり、漫画を読んだりしている。

季節はすっかり秋で、車が無かったのでスクーターでスポーツクラブに行ったら、

結構厚着したつもりだったのにとても寒かった。

もうかなり眠いが、「秋の夜長」を理由に今夜も夜更かしして古い映画を一本観た。

JFKの映画を2本と、とても古いファンタジー映画と、アドルフ・ヒトラーににまつわるSF映画を、この二日間程で観た。


今年も残すところ3ヶ月を切りそうなので、徐々にラストスパートをかけていきたい。

ジョン・F・ケネディの「F」は、「Fitzgerald(フィッツジェラルド)」であることを初めて知り、覚えておこうと思った今日この頃。

千秋楽

秋場所千秋楽。

今場所の大相撲は久しぶりに面白かった。

「関脇が強い場所は面白い」と言うらしいが、まさにその通りの秋場所だったと思う。

先場所に続き大関昇進を目指す琴奨菊、そして稀勢の里の両関脇が、

揃って横綱白鵬を下して千秋楽まで優勝争いを繰り広げたことがその最たる要因だったことは明らかだった。

三つ巴の優勝決定戦も期待された中、最終的には横綱が意地を見せて通算20回目の優勝を飾ったわけだが、

いつになく熱い本場所だったことは間違いない。

今場所は、優勝争いをした力士に限らず、多くの力士が多くの取り組みで“面白い相撲”を見せてくれていたように思った。

度重なる不祥事と問題、それに伴う相撲ファン離れが顕著に表れ、ようやく一人一人の力士の危機感に繋がってきているのだろうと思う。

解消すべき問題はまだまだ山積みだろうが、“面白いもの”には必然的に人は集まる。

来場所も楽しみだ。



ちなみに、うちの愛娘はすくすくすくすく育っていて、

裸になると、白鵬と見まがうくらい体格が良い。

集中力不足

このところ、というかこの数ヶ月ほどずっと、自分自身の集中力があまりに欠けているように思う。

私生活においても、仕事中においても、ミスを連発してしまっている。

営業車をヘコましてしまったり、カギを無くしてしまったり、財布を落としてしまったり(すぐに見つかったけど)、寝坊してしまったり……。

今のところ致命的な一大事には繋がっていないけれど、地味にダメージが残ることが連続している。

そして、今日も。

営業車のキーを車内に閉じ込めてしまった……。
ありそうであり得ないイージーミス。

プライベートでもそんなミスはしたことないのに、何故今それが起こるのかと、自身の行為にも関わらず唖然としてしまった。

JAFを呼ぶことも覚悟して、入院中の父親に相談したところ、近所の自動車屋の人が駆けつけてくれ、なんとか事なきを得た。

もう4年も前になろうが、同じように営業車に関わるトラブルを父親に救って貰ったことを思い出す。

なんだかんだと言っても、あれから何も成長していない自分が情けない。


今の仕事に就いて今月で丸5年。
色々なことがあったような無かったような、早い気もするし長かったような気もする。

仕事がウマくいったことなどその間に数えるほどしかない。
ミスや不運や怠慢で、「ああ、もう辞めよう」と決めたことが幾度あったかも分からない。

にもかかわらず、結果的に何とかなって今に至る。

自分でも思うし、上司にもよく言われることだが、仕事における根本的な適性はともかくとして、いろいろな意味で「運」はあるのだと思う。

でなければ、とうに違う人生を歩んでいるだろう。


つらつらと長くなってしまったが、とりあえずは、「今日この日にやっていることが運命」と認めて、一日を終えられればそれで良いと思う。


が、ちょっと気持ちを切り替えて、集中はしていきたい。

唯一の価値

シアトルマリナーズのイチローが11年連続のシーズン200本安打達成を逃した。

「達成」が困難であることは、当然のように数週間前からトピックスとして取り上げられ続けた。

シーズンも最終盤にきて「あと3試合で18本必要」などと見出しがつく様には、

少々異様さを感じずにはいられなかったが、

その異様ささえも当たり前のように我々“凡人”に錯覚させることが、

むしろ彼が「イチロー」であることの証明のように思った。

尋常じゃない記録の更新を逃したからこそ、

その瞬間に、

「来シーズンはとんでもないことをやってくれそう」

という期待を覚えたスポーツファンも多いだろうと思う。


前々から思っていることだが、僕がイチロー選手に今後唯一期待することはただ一つだ。

「勝利」。

プロスポーツ選手としての「勝利」、それ以外にない。

彼が生業としているものはチームスポーツである。

もちろん今のままでも、彼の功績とその価値は揺るがないだろうが、

「イチロー」を更に高めるものは、11年連続の200本安打達成などではなく、

彼が所属するチームの「勝利」ただ一つだと思う。

カロリーメイト

ジブリアニメでは、何かを食べるシーンが印象的だとよく取り上げられる。

ベタなところで言うと、「天空の城ラピュタ」でパズーとジータが地下の坑道で食べる目玉焼きのせのパンだったり、「千と千尋の神隠し」のおにぎりだったり、「となりのトトロ」のきゅうりだったり。

そういえば、「耳をすませば」で主人公の雫が夜食でこっそり食べるカロリーメイトも、何だか妙に美味そうに思えた。


そんなことをふと思い出しながら、大阪行きの高速バスの中で、朝食がわりのカロリーメイトをかじった。

往復10時間強……。久しぶりにいろいろヘビーだ。

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