2011年04月

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  2. 2011/04/01 4月馬鹿
  3. 2011/04/02 オブラート
  4. 2011/04/02 膨大な時間
  5. 2011/04/04 10,000,000,000円
  6. 2011/04/05 テレビ
  7. 2011/04/06 春先
  8. 2011/04/07 理由
  9. 2011/04/08 延期
  10. 2011/04/09 黒い服の少女
  11. 2011/04/10 夜桜
  12. 2011/04/10 スマホ・とんかつ・花見家族
  13. 2011/04/12 ためいき
  14. 2011/04/13 また明日
  15. 2011/04/16 先生
  16. 2011/04/17 桜舞う
  17. 2011/04/18 しらす丼と原発
  18. 2011/04/20 水曜日
  19. 2011/04/21 浅はかな深み
  20. 2011/04/22 理不尽
  21. 2011/04/23 気まぐれ
  22. 2011/04/24 3名様
  23. 2011/04/26 準備
  24. 2011/04/29 落胆と勇気と感動
  25. 2011/04/29 小説と映画と小豆島

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4月馬鹿

さて、4月1日。エイプリルフール。

ただ今年はさすがに、世間的にも嘘をつく気にはなれないようだ。


ふと3月を振り返ってみる。

当然ながら、色々とあった一ヶ月だった。

おそらく、日本中の人が同じように振り返る一ヶ月だったろうと思う。


ちょっと注目してほしいのが、(PCで閲覧している人限定)左側の「月別アーカイブ」の項目。

2011年3月の記事数が、なんと「37」に上っている。

このブログも実質6年以上の履歴になるが、一ヶ月間でのこの記事数は新記録である。

最も大きな要因は、iPadの購入により、短文の記事が増えたことだろうが、

それにつけても、色々あった一ヶ月だったと思う。

iPadを買って、漫画を読んで、大震災を目の当たりにして、道後温泉に行って、風邪をひいた。

いろいろありすぎて、飲み会すらしていない。ということに気づいた。


そうこうしている間にも、愛妻のお腹は日に日に大きくなっていく。

身近な友人らからは、相次いで「出産」の報を聞いた。

夜な夜な愛妻の腰をさすりながら、実は今なお「実感」が伴わない。

こういうものなのだろうか?
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オブラート

お酒を飲んだ夜は“いびき”が五月蝿いと、愛妻に言われる。(寝ていると鼻をつままれる)

昨夜も会社の歓迎会で0時頃に帰ったが、愛妻はすでに就寝していたので、リビングで眠った。というかネットサーフィンをしていたら、知らぬ間に落ちていた。


午前8時過ぎに起きた。


9時から愛妻が検診に行くというので、一緒に産婦人科に行った。

太っちょの院長曰く、「98パーセント女の子」らしい。

特に性別に固執はないので、ただただ母子ともに健康であってほしいと、エコーを見ながら思った。

(それにしても、最近、僕の周辺では女の子ばかりが生まれている。世界は女性で埋め尽くされるのではないかと心配になる……。)


少し遅い朝ごはんを食べにモスバーガーへ行った。

このところヘルシー志向の僕は、きんぴらライスバーガーとサラダを食べた。


ふと、初めてモスバーガーへ行った時のことを思い出した。

もう25年ほども前になるけれど、市内近郊に初めてオープンしたモスバーガーへ伯母に連れて行ってもらった。

そもそもあまり食べたこともなかったファーストフードが劇的に美味しかったことと、

ポテトフライのパッケージにプリントされていた英文の訳を伯母に教えてもらったことを覚えている。

英文の意味は、「こんなに美味しいものが食べられて、僕は幸せです」とかそういう内容だったような気がする。


30年も生きてくると、どうしたって昔の記憶は薄れてくる。

ただふと何かのタイミングで、忘れていた記憶が思い出されることも多々ある。

そして、思い出したことがまた新しい思い出になる。

記憶はそうやってオブラートが重なるように巧い具合に上書きされていく。



もうすぐお昼。とても良い天気なので、出かけよう。

膨大な時間

来週から仕事がハードになることが決定しているので、今日の土曜日は休みを決め込むことにした。

愛妻が義母らとランチに出かけたので、昼から久しぶりに一人で出かけた。


近くのイベント会場で開催されている「地球最古の恐竜展」に行ってきた。


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「ドラえもん」好きなので、恐竜も大好きで、造詣も深い方だと思う。小学校一年生の時の夏休みの自由研究の題材は「恐竜」だった。

でも、なかなか機会も無く、こういう恐竜展には行ったことがなかった。

この恐竜展は、タイトルが示す通りに、「恐竜」という生物自体の進化を辿る展示だった。

「恐竜」と聞くと、一括りに「太古の巨大生物」と認識してしまいがちだが、“絶滅”に至るまでに当然「発生」と「進化」の過程があったわけだ。

何せ、恐竜の祖が誕生したのが、二億数千万年前で、絶滅されたとされるのが六万数千年前ということだから、その間およそ二億年である。

想像もしがたい膨大で果てしない時間の中で、生物の「種」としてあらゆる紆余曲折があったことだろう。

その途方も無さが、とても興味深かった。


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それにしても、地中から発見されたわずかな骨のかけらや化石から、あらゆる生物の個体やそれらが活動した生態系の全容を把握していく人間の探求力も凄まじいものだ。

と、帰りに寄ったラーメン屋でつけ麺を食べながら思った。

10,000,000,000円

一般人から著名人まで世界各国から東日本大震災への義援金が集まっている。

有名スポーツ選手や有名社長らからの億単位での義援金も珍しくなくなってきたが、

ここにきて驚きの報。


「ソフトバンク孫社長、個人で100億円寄付」


驚愕だ。

もちろん金額の多さがそのまま支援の大きさということではないし、

お金ですべてが解決されるわけではないけれど、

やはりこれだけの金額を個人が提供するということはただ事ではなく素晴らしいことだと思う。

このお金が、多くの人間の運命に影響を与えることは間違いない訳で、

孫正義という人がこれだけの財を築いているということも含めて、「偉業」とさえ言えると思う。

テレビ

東日本大震災の発生から一週間ほど経った頃から、自分の私生活においてある「変化」が起こった。

それは、あまりテレビを見なくなったということだ。

多くの現代人の例に漏れず、自宅にいるときは基本的にテレビをつけて生活をしていた。

ところが、今は、「見たい」と思う番組がない時はテレビを消すようになった。

そして、これがもっとも特筆すべき変化だが、“ニュース番組”をあまり積極的に見なくなった。


「変化」の要因は、やはり大震災に対する「報道」の在り方にあると思う。

震災直後は、当然あらゆる情報を入手したかったので、延々と放送される報道特番をかじり付くように見続けた。

どの放送局も予定を一切変更して災害報道を昼夜ぶっ通しで展開したことに対しては、至極当然のことだと思った。

ただ次第に「違和感」を感じるようになった。

史上稀に見る大災害の発生によって、ありとあらゆる「情報」が錯綜しているはずなのに、各放送局が報道する内容はあまりに似通っていて、画一的だった。

端的に言ってしまえば、災害の派手な被害状況の映像ばかりを流し続けて、インパクトのある情報ばかりを朝から晩まで何日も繰り返し伝えていたように思う。

そこには「報道」の重要性よりも、少しでも多くの不特定多数の興味を引き付けることばかりを考えた番組戦略が見え隠れするようで辟易した。

必要以上に悲壮感や感動を煽る「演出」、短絡的であまりに建設的でない批判の応酬にも嫌気が差した。


そういう理由で、なんとなくテレビを見ることがしんどくなってきた。

見たい番組は事前に判別して見ることが出来る。録画も大容量で簡単に出来る。

日々の「報道」は、べつにニュース番組を見なくたって、ニュースサイトやツイッターで充分だ。

本当に詳しい情報が知りたい時は、新聞を読めば良い。

「情報」は溢れかえっている。「情報」は与えられるものではなく、選び取る時代だと思う。

「情報」を取捨選択する“能力”が今後ますます必要になってくるだろうと思う。


今のテレビは、そういう時代の流れに即していない。

テレビが今のような“伝え方”を続けるようであれば、その「衰退」は必至だろう。

春先

「案の定」というかなんと言うか、

4月に入り、「春」が始まり、あんまり調子がよくない。

体調が優れないとかそういうことではなく、例によって気分がまったく乗らない。

ああしなければ、こうしなければと焦るばかりで、ぼんやりと時間を浪費してしまっている。

「自覚」の無さ苛まされて、こういう時が一番つらい。


気分を変えようと、大好きな映画を観る。

数年ぶりに観たが、数年前に観た時と同じようにむせび泣いた。

夫の死期が近い老夫婦が、水が入ったバスタブの中で抱き合うシーンがとても好きだ。


長い人生を経て、ああいう夫婦になれたらいいなと心から思う。

幸福な涙を流して、少し気は晴れた。


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理由

なんだか急に暑い。ほんの数日前まで寒かったのに。

この性急さも、春が嫌いな理由の一つだ。そして、また寒くもなるだろうその中途半端さも。


忙しく、気ばかりが早って嫌になるが、

春の唯一の楽しみと言っていい花見の予定を立てて、ヘビーな日々を進むための目標にした。


ああ、風呂上がりで暑い。汗が流れる。

でも、窓を開けると、強く冷ややかな空気が流れ込んできて、すぐに寒くなる。

愛妻が、サーバーで冷えた水に氷を入れて溶かしながら飲んでいた。

「氷なんて入れなくていいじゃないか」と問うと、

「氷が食べたいのだ」と答える。

「じゃあ、氷だけ食べればいいじゃないか」と問い返すと、

「そのまま食べると歯が欠ける」と答えた。

“ちゃんと考えている”らしい。

延期

宇宙人が地球を侵略するという様をリアルに描いた大スペクタクル映画が、

4月1日に公開されているはずなのに、地元の映画館ではどこも公開されていない。

また地元の映画館がセンスのない買い付けをしたのかと不信感を覚えつつ、

その映画のオフィシャルサイトを開いてみると、「東北地方太平洋沖地震」の文字が。

大震災の被害状況を考慮して日本公開が延期になったということだった。

延期後の公開予定は、なんと10月……。

予告編を観る限り、確かに宇宙人に侵略されるシーンはもの凄いリアリティで表現されており、「恐怖」を覚える。

ただ、そういう“別物”の「恐怖」すべてを関連づけることは、正しいことなのか。

一概に否定も肯定も出来ないが、いかがなものかと思う。

黒い服の少女

土曜日、仕事。

今月は忙しい月なのに、気分が乗らないので、殊更にしんどい。

午前中も今ひとつうまくいかなかった。


憂鬱な気分で、ふと見やると、

街の雑居ビルの屋上で、黒い服を着た少女達が自転車と一輪車に乗って遊んでいるのが見えた。

何となくファンタジックで、何となく良い風景に思えた。


午後は会議で、さらに気分は滅入りがちだが、気持ちを切り替えて乗り切ろう。

夜桜

13時半から18時。延々4時間半。

阿呆のように長い会議を乗り越えて、19時過ぎにさっさと退社した。

両親が二人で花見をしているというので、行くことにしていた。

原付に乗って、自宅に帰らず、そのまま道後公園へ。

「自粛」という言葉を安易に捉えて、花見会場は例年よりも閑散としているかもと予想していたけれど、

到着してみると、予想外に大勢の人で賑わっていた。

桜は数日前に満開を迎え、木々によっては散り始めていた。見頃は今週末がピークだろう。

そうなると、足を運ばずにはいられない。やはり、日本人は「桜が」というよりは、「花見が」好きなんだなあと思った。

両親と3人でこじんまりと2時間ほど楽しく飲んで、路面電車の終電に乗って帰った。


花見にしても何にしても、季節や行事ごとになんだかんだと理由をつけて酒を楽しむ日本の文化は、世界に誇れると思う。


来週末も、友人らと同じ道後公園で花見を予定している。

おそらく、ほとんどの木々は葉桜になっていることだろう。

でもいいんだよね。それはそれで。


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スマホ・とんかつ・花見家族

貴重な日曜日。疲れているけれど、早起きしてしまう。

10時過ぎに愛妻が起きてくるのを待って、外出。

まずは県議会議員選挙に行って、ガソリンスタンドで給油。

そして、携帯電話の機種変更をしに行った。

いよいよ満を持してのスマートフォンデビュー。

いろいろと苦慮した上で選んだのは、NECの「MEDIAS」。

REGZA Phoneや新型Xperiaと比べて迷ったが、やっぱりワンセグ機能が欲しかったのと、

会社携帯やiPad、デジタルカメラと携帯品が多いことを考えると、ダントツの“薄さ”は魅力的だった。(デザインはイマイチではあるが……)


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先月の道後温泉旅行で行く予定だったけれど、行けなかったとんかつ専門店の「清まる」へ行った。

目当てはもちろん、「とんかつパフェ」。

全国区でも名を轟かすB級グルメとして名高い「清まる」の「とんかつパフェ」だが、食べたことはなかった。

バラエティー番組でも紹介され、芸能人が恐る恐る口にしつつ、「美味い!」と口々にリアクションする様を訝しげに見ていた。

とんかつと生クリームが合うわけがないじゃないか……。

そんなこんなで食べてみた。

「!!」

確かに美味い。何なんだろう、この絶妙な組み合わせは。

一緒に注文した「とんかつサンド」も頬張りつつ、愛妻とむしゃむしゃ食べた。


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昨夜の花見で、道後公園に原付を置いて帰っていたので、

腹ごなしと花見を兼ねて、花見客で賑わう公園内をぶらぶらと歩いた。

夜桜も良いけれど、桜はやっぱり青空に映える。

青空の下の花見は家族連れが多く、赤ちゃんを囲んだ幸せそうな風景が眩しかった。

来年の今頃は、自分たちも同じような空間を演出しているのだろうと思った。


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ためいき

非常に重いなう。

また明日

「人間万事塞翁が馬」

という故事成語がわりと好きだ。

自分にふりかかる良いことも、悪いことも、

受け入れられる理由になるから。


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先生

営業車でうろうろとしていると、小学生が集団で下校していた。

それを引率する先生らしい長身の男性が目に止まった。

どこかで見たことがあった。

小学5年生の時の担任だった。

当然、背の高さは当時のままだが、だいぶ太って、少々禿げていた。

変わりように驚くと同時に、新卒だった彼が自分のクラスの担任だった時からもう20年近く経っていることに気づく。

とっくに40歳を超えているはずだ。そりゃ変わりもする。

新卒で熱血漢が空回り気味だった彼を、小学5年生だった僕はよくからかっていた。

まわりから見れば、生意気なガキが担任をおちょくっているだけにしか見えなかったろうが、

たぶん僕は、彼のことを嫌いじゃなかったんだろうと思う。

頭は薄くなっていたけれど、子供たちに向ける暢気な笑顔は変わっておらず、安心した。

小学生の先生という難しい仕事を20年続けているということは、それだけで立派なことだ。

子供たちを見送った後、一人学校に戻っていく足取りには年相応の重みがあった。

桜舞う

非常に重い日々が続いてるが、それでも「今日」を何とか乗り越えて週末に至る。

昨夜は、友人たちと遅い花見をした。

まだ少し肌寒い中、焼き肉をして、楽しい酒を飲んだ。

花見客はだいぶ少なかったが、若い人たちが新歓コンパをしていたり、喧嘩をしていたりした。


公園の木々はすっかり葉桜だった。

風が吹けば桜吹雪が舞い、焼酎のコップに花びらが落ちてきて、悪くなかった。


苦手な春も、過ぎていく。


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しらす丼と原発

昨日の日曜日は、伊方町へ行った。

このところヘビーなので疲れてはいたが、貴重な休日に疲弊を引きずってしまうのは馬鹿らしい。

前夜の花見の二日酔いも若干あったが、しらす丼を食べるために“しらすパーク”へ行った。

僕は、生しらすと釜揚げしらすといくらの「三食丼」を食べた。愛妻は「生しらす丼」を食べた。

どちらももの凄く美味かった。愛媛の食べ物は尽く美味いなあとしみじみ思った。


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佐田岬メロディーラインに「音響道路」が出来たということを思い出し、場所をiPadで探したがいまいち良く分からないでいると、しらすパークからの帰路にすぐあった。

ちなみに「音響道路」とは、制限速度で走行するとメロディーが奏でられるという道路のこと。

とは言っても、走行音が何となくそれっぽく聞こえるだけだろうと期待せずに通ってみると、

見事に「みかんの花咲く丘」が何かの楽器で奏でられるように聞こえてきて、夫婦揃って驚いた。

動画(他人撮影)


音響道路を通り過ぎた後、伊方原子力発電所のPR施設「伊方ビジターハウス」へ寄った。

福島でああいうことが起こっている今、同じく原発保有県の県民として今一度「原子力発電所」自体の詳しい状況を知っておきたかった。

施設自体はとても興味深いものだった。

この一ヶ月半に渡って繰り返し続けられている報道内容も手伝って、“原発”の仕組みと役割がとても分かりやすく理解出来た。

安全対策への幾重もの徹底ぶりも理解出来ると同時に、これでも「絶対」はないんだなということも理解出来た。

展望台からすぐそこに見える原子力発電所を見ながら、

「いま、大地震が起こったらどうなるんだろう」という恐怖と、

「あれがなければ生活は立ち行かないんだな」という恩恵を同時に感じた。

もし伊方原発でも福島と同じような事故が起こってしまえば、美味いしらす丼も食べられなくなる。

でもこの発電所がなければ、テレビもインターネットも使えず、寒くて暑い日々を過ごさなければならなくなる。


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結局のところ、何かひとつの要素が「悪」なんてことはなく、

すべては人間の業によるものだと思わざるを得ない。

と、今夜の明るい月を見ながら思った。


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水曜日

なかなか辛かった一ヶ月だったけれど、それでも今月も何とか締め日を終えた。

別に何かを達成できた訳ではないが、何とか最後の一週間を踏ん張って、次の月に繋げられた。

たぶん、しばらくはこういうことの連続なのだろう。

耐え、忍んで、切り替え続けるしかない。

そういう苦しさにも流石に慣れてきたようにも思う。

それがイコール「成長」だと言うつもりはないが、「停滞」はしていないらしいことを幸福に思おう。

祝いでもなんでもないが、一番搾りとトリスハイボールを1本ずつ買って帰った。

その2本はすぐに飲み干して、残っていたウイスキーを「水曜どうでしょう」の録画を見ながら空けた。


愛妻のお腹はいよいよ大きい。

嬉しいことも、辛いことも、目まぐるしい。

一日一日が大切な日々。


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浅はかな深み

朝夕は寒く、昼は暑い。

過ごしにくい。だから嫌なんだ、春は。

ただ、気がつけば、もう4月も下旬。

あと10日もすれば、もはや初夏の陽気だろう。


好きな漫画家の新作の単行本がもう2巻も出ていることに気づいて、

1、2巻をまとめて買った。

この漫画家のストーリーテリングとギャグセンスは、

ポップでライトだが、絶妙な哲学性も持ち合わせていて、浅はかなようで時々深い。

その"深み”にハマると抜け出せない。


「鋼鉄の華っ柱」/西森博之


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理不尽

女優の田中好子さんが亡くなられた。

才能ある人の若すぎる死には、いつも理不尽さを感じる。

僕の世代ではキャンディーズというアイドルのイメージは全くなくて、正統な女優さんという印象が強い。

個人的にすぐに思い出されるのは、「ゴジラVSビオランテ」。

三田村邦彦の恋人役だった。

ご冥福をお祈りいたします。


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気まぐれ

昨夜は、愛妻が職場の飲み会で居なかったので、自宅で一人飲みをしていた。

テレビは面白くなく、映画を観るには中途半端な時間だったので、

暇つぶしにホームページをいつもの自己満足で作った。

「hitorigoto.net」気まぐれに公開。

http://web.me.com/tkl1121/hitorigoto.net/



また生活環境も変わっていくので、いろいろと発展していけるといいですが。。。

3名様

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先週末も花見で飲んだのだけれど、

今週末は、今日の土曜日が久しぶりに休みで連休なので、すこぶる飲みたくて先週と同じメンバーを飲みに誘った。

一人は残念ながら来られなかったけど、あとの二人は誘いに乗ってきてくれたので、

学生のように“ラフォーレ前”で待ち合わせをして、安い居酒屋で飲んだ。

本当は、知り合いの社長が新規オープンした宮崎の地鶏を焼く居酒屋に顔を出したかったのだけれど、

待ち合わせ前に覗いてみると、満席だったので次の機会に伺うことにした。


お酒を飲まない人は、

同じようなメンツで毎週よく飲めると思うことだろうが、

お酒を飲む人にとっては、

そんな疑問は、愚問以外のなにものでもない。

飲むタイミングが一日でも変われば、話の内容もそのテンションも大いに変わる。

その時々の「感覚」を楽しむことこそが、お酒を飲むということの醍醐味だと思う。


そんなわけで、今夜も30歳目前の男3人で、あれやこれやと話した。

個人的には、わりと気分よく酒がすすんだので、殊更に深い話が出来たような自己満足を覚えている。


今夜、話したことも、聞いたことも、覚えているのは30%に満たないことだろう。

ただし、それはイコール「無駄」ということではない。

その時、その瞬間に、発して、受け入れたことが、重要なのだ。

後に残る、残らないということは、二の次だ。


あー、眠い。

準備

急に、暑いね。羽虫が増えてきて、不快指数が上昇中。

でも、ふと横を見ると、こたつがまだ出ている。

急に寒くもなるので、なかなか片付けられない。

まあさすがに今週中には仕舞うつもりだけれど。

春の終わりを感じることなく、夏の気配を感じる。

あと2ヶ月あまり。新しい“季節”の準備に入らねば。

落胆と勇気と感動

会社から帰宅して、ご飯を食べた後にちょっと出かけた。

23時過ぎに帰ってきて、フィギュアスケートの世界選手権男子フリーの録画を観た。

久しぶりに良いスポーツ観戦だった。


新鋭のパトリック・チャンが圧倒的なパフォーマンスをいきなり見せつけて、日本勢の連覇の夢を早々に断った。

もはや“お馴染み”と言ってしまいたいミスで、SP2位の織田信成が好機を逸し、

前回王者の高橋大輔は、まさかのシューズトラブルで得点を伸ばせなかった。

日本勢にとって「受難」を疑わない状況の中で、

SP6位の小塚崇彦が「意地」を見せた。それは紛れもなく“日本人”としての「意地」だったと思う。

織田は回避し、高橋は飛ぶ機会を失われた「4回転」を見事に決めた瞬間は、文字通り暗雲の中に光が射したようだった。

一つ一つのパフォーマンスを丁寧に力強く全うし、表彰台を死守したことは、

小塚崇彦というフィギュアスケーターにとっても、日本のフィギュアスケート界にとっても意味深いことだったと思う。

落胆し、勇気を得て、感動した。

これだからスポーツは素晴らしい。

小説と映画と小豆島

3年前に小豆島へ行った。当時付き合っていた彼女との初旅行だった。
思い返してみれば、「小豆島へ行きたい」と思ったきっかけは、角田光代の「八日目の蟬」を読んだことだった。
幼子を誘拐した主人公が逃亡の果てに安住したのが小豆島だった。文体からは、偽りの母娘を包む優しい島の光と空気と香りがありありと伝わってきた。

あれから3年が経ち、あの小説の映画化作品を観た。

いつぶりだろうか、映画館で号泣した。泣いた。めくり上げていたパーカーの袖を手首まで戻して、とめどない涙を拭った。もれ出そうな嗚咽を必死に抑えた。

素晴らしい小説の映画化は非常に難しい。ただし、それが成功した時、その映画は特別なものになる。
この映画は、映画が好きな人、小説が好きな人、その両者にとって幸福な奇蹟だと思う。

子を産むという愛、子を育てるという愛、本来合致しているべき二つの愛が分断されてしまったことによる悲哀。
もちろん、それは「幸福」なことではない。
ただそれが、そのまま「不幸」でもないということに、二つの別々の愛を受けて生きた娘が気付いたとき、この物語はその真の意味に辿り着く。

文体が映像化されることにより生まれる“差異”は、多くの場合弊害となる。でも、この映画にはそういう弊害がまるでない。
それはこの映画が、良い意味で原作に依存していないからだと思う。
文体が伝える情感に寄り添いつつも、映画表現として一線を画し、映画作品ならではの新たな情感を生み出している。

決して消えることのない悲しみを抱えながら偽りの母を演じ、子を育てる幸福を心の底から感じた女の心情。
子を育てる幸福を奪われ、戻ってきた子にまっすぐな愛情を注ぐことが出来なかった女の心情。
その狭間で苦悩を抱えながら成長し、自らが宿した子への愛に気付いた女の心情。

それはもう、喜びも悲しみもすべてひっくるめた眩しい光のようだ。あまりに眩しいその光を覆うように、涙が溢れた。

男の僕は、子を身籠るということの本当の意味を一生理解できない。絶対に。
それでも、それぞれの激しい心情の吐露に、胸が締め付けられた。

3年前に小豆島へ行った彼女は、妻になり、もうすぐ母になる。
僕自身が親になるこのタイミングで、この素晴らしい映画を観られたことを幸福に思う。


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