2010年02月

  1. 2010/02/02 
  2. 2010/02/05 大阪という
  3. 2010/02/11 Vancouver 2010
  4. 2010/02/12 ダメージ
  5. 2010/02/14 5度目の正直
  6. 2010/02/15 ふわふわ
  7. 2010/02/16 歓喜と悔恨
  8. 2010/02/17 その瞬間の醍醐味
  9. 2010/02/18 不器用なプロ魂
  10. 2010/02/19 整いました!
  11. 2010/02/19 「道」
  12. 2010/02/23 再・ゴールデンスランバー
  13. 2010/02/24 アイスダンス
  14. 2010/02/27 三つの涙

突如として、大阪に居る。

今週は大阪出張で、月曜から金曜まで丸々大阪で研修の日々。

今日は、昼から半日の研修だったが、みっちり細かい内容を消化した後、研修先の人たちに誘われて飲みへ。

ほどよく酔った後、宿泊先のホテルへ帰る。

眠気と疲労に打ち勝ちながら、上司へ日報を送る。

あー、終わったと、ようやく安堵していたら、

日報に対する上司の駄目出し。

ハァ?まさにハァ?

あー、久々にキレそう。と、大人げないことを言いつつ、

日報を送り返し、ただただハラワタが煮えくる。

時に、どうでもよくなる。

大阪という

……というわけで、大阪出張も最後の夜。

一週間(ウィークデイ)居ると、流石に色々なことがある。

とは言いつつ、“色々”とは何かと言われても、

「朝青龍の引退とか……」とかしか思いつかない。

4日連続で飲むと、流石に思考能力は乏しくなっていると、言わざるを得ない。

「朝青龍引退」については、後日の“ひとりスポーツBAR”で述べるとして、

流石に4日間、連夜飲み、ホテル住まいだと、いろんな部分で麻痺してくる。

ナニが麻痺しているのかとか、そういうことは言わないけれど、

まあ、変わった経験を得られることは、悪いことではない。と、言いたい。

とにかく、「接待」される側なのか、する側なのか、よく分からない連日の飲みを経て、

とりあえず、「酒が飲める人」で良かったなあと思う。

もし、自分が酒に弱かったらなどと想像すると、大袈裟でなく、ゾッとする。


今日は、大阪で営業周りの研修をした。

かつての一人旅で、宿泊費2,000のホテルがある地域が、

大阪でも特筆すべきデンジャラスゾーンと聞いて、

「無知」ということほど、ある意味強いものはないなと思った。


ともあれ、ようやく明日の深夜には愛媛に帰る。

たぶん、“一人旅”ということには、永遠に憧れがありつづけると思うので、

いくら新婚であっても、一人で過ごすこと自体にはそれほど苦はない。それは正直なところだ。

ただし、別にそれほど自らを律するわけでもなく、問答無用に遊ぶということもしようとは思わなかった。


まあ、そういうことだろうと、思う。




大阪の深夜番組で、アメリカ人の実態を紹介するバラエティー番組が放送されていて、面白かった。

アメリカ人が日本人のことを知らない以上に、日本人はアメリカ人のことを知らないのだろうなと思った。

番組の締めくくり↓


ハイヒールリンゴ「ホンマの大阪のオバハンはヒョウ柄着いひんからねー!」

ブラックマヨネーズ他「めっちゃ着ますよ!」



掛け合いの内容よりも、それを発する当事者自体に、

大阪っぽいな~と、思った。



P.S.この写真の人は、大阪の人でもなんでもない。

りお

Vancouver 2010

週明けから春を思わせる暖かい日が続いていたが、

祝日の今日は、朝から雨が降り、寒い。

やりたくない、やらなければならないことに、日々追われ、

このところ本当に余裕が無い。

と、病んでいるうちに、いつのまにかオリンピックが目前まで迫ってきて、

高揚感を無理矢理出そうと、

google Earthでバンクーバーの街並を見てみたり、

録りためていたオリンピック出場選手のドキュメンタリーを見てみたりした。

時差も大きいし、生中継を見ることもあまり出来ないんだろうなと、消沈しつつ、

このビッグイベントを楽しめない人生なんて、糞食らえだと思い直し、

気持ちを切り替えて、しっかり楽しみたいと思う。


(日本勢メダル獲得予想)

フリースタイルスキー:1
スピードスケート:1
フィギュアスケート:3
カーリング:1
スキージャンプ:1
スキーノルディック:1

合計:8個!

ダメージ

昨夜は、久しぶりに色々と思い悩んでしまって、なかなか眠れなかった。

悩むべきコトは確実にあって、心配事はつきない。

さて、どうしようかと思う。

もはや開き直るしか無いような気がする。

否はもちろん自分自身にあるのだろうが、それならば尚更「負」を背負い込んでしまっても仕方がない。

行く末のダメージはとても大きいかもしれない。

ただ、最小限に抑えられるかもしれない。

それならば、その瞬間まで開き直って、楽天的にいってもいいんじゃないか。

むしろ、それしかない。

辛いことも、腹立たしいことも、楽しいことも、嬉しいことも、

ひっくるめて、ひたすらに生きていくしかない。

「逃げ道」はいくらでもある。

5度目の正直

ビールをとりあえず2杯、それから焼酎を4、5杯、河岸を変えて更に焼酎をひたすら。

とにかくいつものように沢山飲んで、毎度毎度の与太話を繰り返した。

丑三つ時が迫る頃まで飲んで、笑って、語らい、帰った。

朝からヘビーな土曜日だったが、何となく乗り越えて、良い夜を過ごした。


午前4時にようやく床に就いた。

が、9時に目覚ましをセットした。

理由は明確。オリンピックを観なければならない。

バンクーバーオリンピック前半のハイライト、女子モーグル決勝。

上村愛子、悲願のメダル獲得成るか……。


2月14日、愛妻手作りのチョコレートとクッキーを食しながら、期待の観戦。


結果は、健闘、そして無念の4位。最後までメダルの可能性を残したが、4度目の五輪でも悲願は叶わなかった。

1998年長野五輪 7位

2002年ソルトレイクシティー五輪 6位

2006年トリノ五輪 5位

そして、

2010年バンクーバー五輪 4位

「律儀」なほどに段階的な戦績は、4大会連続入賞とあわせて素晴らしいことだ。

登るべき段階はあと一つ。

それならば、次回2014年ソチ五輪でのメダル獲得に向けて、彼女らしく前進してほしい。

4年後の“5度目”の正直を期待したい。


チョコレート

ふわふわ

日々が淡々と過ぎる。

何もないわけではない。苦労はつきないし、もちろん楽しいことも沢山ある。

ただ、一日一日に濃密さを感じない。

土曜日の飲み会で、高校時代の「一日」という時間の濃さを語り合った気がする。

「一日」に希薄さを感じてしまうのは、過去のそれと比較するからだろうか。

そうだ、とも思うし、そうではない、とも思う。

死ぬ瞬間まで、日々を色濃く生きている人は大勢いる。

そうありたいとは思うが、

果たして、そんな日常を経て生きていけるかと考えると、自信は無い。

久しぶりに、どうしたらいいのかがよく分からない。

どうしたいのかも分からない。

生活に不満があるとかそういうことでもない。

ただ、なんだか、ふわふわする。

いろいろなことが、宙ぶらりんで、定まらない。


そんな感覚に、自分自身でやきもきしながら、

ああ、まだまだ若いな。と、思う。

歓喜と悔恨

朝から仕事で新居浜へ向かう。

目的地へ10時着を目指す営業車を運転しながら、携帯電話のワンセグでオリンピック中継を流す。

スピードスケート男子500m。

かつては日本のお家芸とも言われた種目。僕の歳だと、長野五輪(1998)での清水宏保選手の金メダルが、やはりもっとも印象深い。

この種目でメダル獲得がなければ、前回大会同様、日本勢のメダル獲得数はかなり落ち込むだろうなと思っていた。

有望選手らのメダル獲得を期待しつつ、短距離種目の不確実さも重々承知していた。

10時までに1回目の滑りまでは見られるだろうなと、日本人選手の順番を心待ちにしていたのに、

まさかの製氷機トラブル。1回目の前半グループのレースを終えて、1時間半も再開が遅れてしまい、日本人選手の滑りを一人も見ぬまま、仕事に拘束された。


そうして17:30。ようやく新居浜での仕事を終えて、帰路に。

早速、ワンセグを再び起動するやいなや、

「長島が銀メダル!加藤が銅メダルを獲得!」の報。

待望の日本人選手のメダル獲得に対する歓喜と、

それをまるで見られなかった悔恨に包まれながら、帰った。

その瞬間の醍醐味

スポーツを観る。

ということの最大の醍醐味は、

選手一人一人の、最高のパフォーマンスを目の当たりにするということだと思う。

勝負事である以上、それは結果の優劣に直結すべきことだが、

その前提として、選手らが自らのもてる力のすべてをさらけ出した瞬間にこそ、

最も感動するのだと思う。


フィギュアスケート男子ショートプログラム、

日本のエース、高橋大輔のパフォーマンスを見て、そういうことを心底思った。

明後日のフリー。勝負の鍵は、「4回転」。

おそらく、成功率の低い4回転を飛ばずに内容をまとめれば、メダル獲得の可能性は極めて高い。

日本人として、メダル獲得は逃してほしくないというのは正直な心情。

ただ、今の日本のエースには、“高み”に挑むための資格は充分に備わっている。

ここまでくれば、挑戦し、絶対王者から「頂点」をもぎ取ってほしい。

やはりスポーツにおいて何よりも重要視すべきことは、

選手が、自分自信のパフォーマンスに満足できるかどうかということだ。


高橋大輔



可能性は決して高くない。

が、フリーの演技終了後に、今日と同じ「瞬間」を感じ取れたなら、もしかする。

不器用なプロ魂

“人間離れ”という言葉がまさにふわしいショーン・ホワイトの圧倒的なパフォーマンスを目の当たりにして、

スノーボードの男子ハーフパイプは終わった。

ショーン・ホワイトに限らず、トップ・オブ・トップのスノーボーダー達の、

あの空中感覚は何なんだろうと思う。

もはや普通の感覚では、とても理解できない領域を見せつけられた。

そして、そのトップ・オブ・トップに、日本人選手らも堂々と位置づけているということを、

今回のオリンピックでは見せてくれたと思う。

それは、4年前の「大惨敗」からの紛れもない「進化」だった。

国母和宏は、その進化を、自らのパフォーマンスで、しっかりと見せたと思う。

服装問題で叩かれ、一時は出場さえも危ぶまれた。

自らの態度が招いたことであり、自業自得と言えば確かにそうだろう。

「日本代表」として、あまりに未熟な言動だったとは思う。

ただ過熱する騒音にかわし、自らのパフォーマンスを貫き通したものは、

若きプロ魂だっと思う。

どんな状況であろうと、結果を出すことがすべてであることを、

12歳からプロの世界で生きてきた彼は知っていた。

だからこそ、見る者に感動を与えることができた。

そう思う。

整いました!

田中「それじゃコーナーいきます」

太田「うまいこと」

田中「はい、みんなでうまいことを言おうのコーナーです。思わず“うまいね!”言いたくなることを募集しています」

太田「太田さん、田中さん、こんばんわ。浅草のオリエンタルラジオ、Wコロンのねづっちです。」




と、プロの芸人にも関わらず、

爆笑問題のラジオ番組(JUNK 爆笑問題カーボーイ)のハガキ職人としてアンダーグランドで名を馳せていた、

あのねづっちが、アメトーークへの出演を皮切りにブレイクの気配。

彼のなぞかけは、もはや神業。

「道」

橋大輔のフリープログラムの演技は、まさに彼自身の「道」を象徴するものだったと思う。

金メダル獲得に向けて、満を持して挑んだフリー。

頂点に立つためには「絶対必要」と、かたくなに挑戦した4回転ジャンプは転倒。

だが、彼の真骨頂はそこからだったと思う。

印象的だったのは、転倒の後の彼の表情が終始笑みに溢れていたことだ。

それは、選手生命の危機から復活してきた男の紛れも無い強さだったと思う。

失敗から始まった栄光。


4回転に挑まなければ、もっと余裕でメダルはキープできただろう。

しかし、4回転がもし決まっていれば、金メダル獲得の可能性は充分にあった。

そして、4回転を挑まずに、銅メダルを獲得したとしても、彼は「誇り」を得ることが出来なかったろう。


橋大輔は、見事にその「道」を歩みきった。

それは、単に銅メダル獲得という結果ではなくて、

失敗や挫折も含めて、彼がフィギュアスケーターとして魅せたパフォーマンスに、

すべて溢れ出たものだったと思う。

素晴らしい。

再・ゴールデンスランバー

映画化の出来映えがすごく良い。

と、思ったので、もう一度伊坂幸太郎の原作が読みたくなって、

妻の妹に貸してもらった。

そういえば、最初に借りた時は、“彼女の妹”だったけど、正しく言うと今はもう義妹なわけで。
(義理の妹のことを何て言うのか分からなかったので、とりあえず“ギマイ”と入れてみたら、そのまま義妹だった)

人と人との結びつきや縁の不思議さを感じながら、

改めて「ゴールデンスランバー」を読んだ。

映画のレビューにも書いたが、

この物語は、「逃げる」という行為に対する肯定と、

人が人と繋がることの普遍さと不思議さを混ぜ合わせることによって生まれた一流のエンターテイメントだと思う。


小説を読んで、映画を観て、そしてまた小説を読み返すという経験は、これまで無かったと思う。

原作の面白さが、映画化によって記憶の中でよみがえり、

改めて読み返すことにより、物語の根本的な面白さを再認識するという、とても稀有な例だった。


ゴールデンスランバーゴールデンスランバー
(2007/11/29)
伊坂 幸太郎

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アイスダンス

オリンピックの魅力の一つは、

普段見ることがない競技の、知らなかった「魅力」を知ることだと思う。

今回新たに知ったのは、

フィギュアスケート アイスダンスの“多彩さ”だ。

フィギュアスケートは好きなので、毎年の国際大会の中継は大体見ており、

もちろんアイスダンスという競技の存在を知っていたけど、

“シングル”や“ペア”と比べると、激しいジャンプや大きなリフトがないので、どうも地味な印象を持っていた。

まさに氷上の“社交ダンス”であり、正直「かったるい」感じがあった。

が、今回競技の様子を見ていて驚いたことは、各組が見せるパフォーマンスと身にまとう衣装の多彩さだった。

それぞれの組が、各プログラムによって大いに衣装を変えてくる。

それにルール上、激しい動きが出来ない分、結構何でもありの衣装を身につけてくる様が面白い。

今大会で銅メダルを獲得したペアなどは、

最初の規定演技では、ビシッとしたスーツに身を固め映画のワンシーンのような妖艶さを見せたかと思えば、

続くオリジナル演技では、オーストラリアの民族衣装で身を包み、コミカルなパフォーマンスを見せた。

一寸、まったく別の組の演技だと思える程の変わり様は、競技としての多様性そのものだと思う。


アイスダンス1


アイスダンス2





イメージ以上に、見ていてとても楽しい競技だと知った。


何事も知れば知る程、面白い。

三つの涙

今回のオリンピックにおける日本人にとってのメインイベント、女子フィギュアスケートが終わった。

期待と想定の中で考えられる結果としては、最高の結末だったと思う。

現時点でキム・ヨナ(韓国)の実力は、他の選手とくらべて抜きん出ている。

もちろん、浅田真央の金メダル獲得は期待したけれど、互いがベスト×ベストであれば、

どちらが女王にふさわしいかは、悔しいが明らかだった。

そしてそれは、現時点では誰が銀メダルにふさわしいかということも明らかであるということで、

それはもちろん、浅田真央だった。

そういう意味で、順当に金メダルに輝いたキム・ヨナは、文句のつけようがなく素晴らしいし、

同時に、必然的に銀メダルを見事に獲得した浅田真央も、やはり素晴らしいと思った。


そして、銅メダルを獲得したカナダのジョアニー・ロシェット。

本番直前、実母を突然亡くすという悲劇を胸に押しひめたまま、地元開催の大舞台に立つということは、

それだけで並大抵のことではなかったと思う。

そのことが直接演技の評価に反映されるということはないけれど、

そんな過酷な精神状況の中で、勝負の舞台に立ち、自らのベストパフォーマンスを見せ、

メダルを獲得した様には、やはり感動せずにはいられなかった。


金メダル選手は、嬉し涙を見せた。

銀メダル選手は、悔し涙を見せた。

銅メダル選手は、哀しみを越えた涙を見せた。

3人のフィギュアスケーターの涙の意味は、それぞれ違っていて、

それぞれが等しく美しいと思った。

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