結婚式のひとりごと

  1. 2010/01/13 WW-TAPE
  2. 2009/12/04 11月14日 #4
  3. 2009/12/02 11月14日 #3
  4. 2009/11/27 11月14日 #2
  5. 2009/11/27 11月14日 #1
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WW-TAPE

WW-TAPE


2010年も12日間が経った。が、まだまだ昨年を振り返る。

後ろ向き万歳。


友人の某玉ねぎ王子が、弟の結婚式のBGMで悩んでいるようなので、

自分の結婚式(1114)のBGMを語ろうと思う。


BGMについては、実はかなりこだわった。

各シーンの選曲はもちろん、迎賓や送迎、歓談中のBGMまですべてセレクトさせてもらった。

自分の好きなアーティストを中心に、すべて“女性ボーカル”で統一した。

全曲紹介したいところだけれど、生憎そこまで暇ではないので、

各シーンの主要曲だけを集めたオリジナルセレクトアルバム『WW-TAPE』の各曲を紹介しようと思う。

(ちなみに、このアルバムは二次会のビンゴゲームの景品として、誰かが持っているはず。。。)



『WW-TAPE』


1.「ルキンフォー / mayula」(挙式:新郎入場)

BEST OF FUNBEST OF FUN
(2009/06/24)
オムニバス瀬戸口裕美

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原曲はスピッツの2007年の楽曲。女性ボーカリストのmayulaのカバー曲で、「BEST OF FUN」というコンピーレーションカバーアルバムからチョイスした。
導入部分のアレンジの力強さと、
“ルキンフォーどこまでも つづくデコボコの 道をずっと歩いていこう 初めてだらけの 時から時へと くぐり抜けた心 君につなげたい 届きそうな気がしてる”
という草野マサムネらしい歌詞が響いて、かなり即決だった気がする。
“届きそうな気がしてる~”というところが特に好き。



2.「Butterfly / 木村カエラ」(挙式:新婦入場)

HOCUS POCUS(通常盤)HOCUS POCUS(通常盤)
(2009/06/24)
木村カエラ

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全体的に変わった選曲をしたけど、この曲についてはとてもベタだったと思う。ただ、個人的な趣向から木村カエラは元々どこかでは使いたかった。そして、結婚を決めてBGM選びを始めた頃に丁度発売されたアルバム「HOCUS POCUS」に収録されていたこの曲を聴いた瞬間に、結婚情報誌のCMに使われていようが、ベタベタだろうが、使わずにはいられないと思った。
この楽曲から、結婚式の隠れテーマが“蝶”となった。



3.「Enveloppe En Tendresse / Lia」(挙式:新郎新婦退場)

Canary - sweet holidayCanary - sweet holiday
(2006/07/05)
オムニバスピエール=ジャン・ジドン・フィーチャリング・ソフィー

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原曲はユーミンの「やさしさに包まれたなら」で、それのフランス語のカバー。
ジブリ好き、「魔女の宅急便」好きな自分にとっては、「やさしさに包まれたなら」は、人生においてかなり好きな楽曲なので、このカバー曲を見つけた時は、とてもテンションが上がった。




4.「やさしい気持ちで / Superfly」(挙式後:フラワーシャワー)

恋する瞳は美しい/やさしい気持ちで恋する瞳は美しい/やさしい気持ちで
(2009/07/29)
Superfly

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少し前までSuperflyに対してそれほど「良い」という感覚は持っていなかったのだけれど、ふと見た「情熱大陸」で一転。「この人は本物だなー」と認識し、愛媛県民ということも加味されて、一気に好きになった。(そして、よくよく見ると、顔が超好み☆)
この楽曲については、某めざ○しテレビの主題歌ということで、若干抵抗はあったけれど、自分はあの番組が嫌いで見ていないので、気付かなかったことにして使用することにした。



5.「PINK KEY / 安室奈美恵」(披露宴:新郎新婦入場)

PLAY(DVD付)PLAY(DVD付)
(2007/06/27)
安室奈美恵

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結婚式で使われたほぼすべての曲は、僕(新郎)が勝手に選んだのだが、唯一このセレクトだけは完全に新婦(安室奈美恵ファンクラブ会員)によるもの。
ただこの曲調で最初の入場(しかも和装!)というのは、なかなか格好良いと思ったので、かなり良い選曲だったと思っている。



6.「Oh Pretty Woman / Camyu」(披露宴:乾杯)

CINEMA TALKCINEMA TALK
(2009/05/06)
Camyu

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“映画好き”という自分の趣向は存分に出していきたかったので、映画関連の音楽は積極的に使っていこうと思っていた。そんな折に見つけたのが、「CINEMA TALK」という映画音楽の名曲ばかりで構成されたカバーアルバムで、そこからのチョイス。有名すぎる原曲のロイ・オービソンの渋い声に対して、伸びやかな女性ボーカルが解放感がに溢れて良い。



7.「歓びの種 / YUKI」(披露宴:生い立ちスライドショー)

歓びの種歓びの種
(2005/09/07)
YUKI

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各シーンのBGMを決めていくにあたって、一番最初に決定したのが、この楽曲だった。スライドショーは端から自分で制作するつもりだったので、早く決めないといけないということもあったが、とりあず自分の好きなアーティスの曲を聞き直していく中で、最も自分たちの「結婚」という時間にふさわしいと思った。
とにかく最初に決まって、スライドショーの構成を立てていくために、仕事中の移動時間に何度も何度も繰り返し聞いて、その度に一人で涙ぐんだりしていたことが思い出される。



8.「CHE.R.RY / YUI」(披露宴:ケーキ入刀)

CHE.R.RYCHE.R.RY
(2007/03/14)
YUI

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乾杯もそうだったけれど、ケーキ入刀のようなサビ部分にタイミングを合わせて流す曲の選択が意外と難しかった。あまりマニアックになりすぎると盛り上がらないだろうし、ベタな感じになり過ぎるのも嫌だったので。
結果的にベタっちゃあ、ベタだけれど、“好きなアーティスト”だからという理由で納得させた(自分を)。



9.「愛に抱かれて / Superfly」(披露宴:新婦友人スピーチ)

Box EmotionsBox Emotions
(2009/09/02)
Superfly

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Superfly二度目の登場。本人が出演していた「情熱大陸」で、結婚する友人のために作った曲という紹介でレコーディングの様子が映し出されたのを見て、決めた。
友人スピーチというものは、実際の内容が本番まで分からないので、「合うかな?」という危惧はその瞬間まであったけれど、結果的にはとてもフィットしていたと思う。



10.「My Dear Friend / Curly Giraffe feat. Cocco」(披露宴:新郎友人スピーチ)

Thank You For Being A FriendThank You For Being A Friend
(2009/10/21)
Curly Giraffe新井昭乃

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好きなアーティストは女性ボーカルだけにしても沢山いるのだけれど、どのアーティストが最も自分の人生に影響を与えたかと問われれば、それはたぶん間違いなくCoccoだと思う。
そんなわけで、もちろんCoccoの楽曲もどこかの場面で使いたいと色々思案はしたのだけれど、いかんせん彼女の楽曲は基本的にナイーヴなので、華々しい場面に合う曲が無かった。
ほぼ諦めかけていた頃に、音楽好きな人には有名らしいCurly Giraffeのセルフカバーアルバムの中に、Coccoがボーカルとして参加するこの楽曲を見つけた。
これがまた某玉ねぎ王子の感動的なスピーチに合うんだわ。



11.「Forever Friends / REMEDIOS」(披露宴:兄妹へのサプライズ)

「打ち上げ花火、下からみるか?横からみるか?」サントラ「打ち上げ花火、下からみるか?横からみるか?」サントラ
(1996/07/19)
サントラREMEDIOS

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岩井俊二の監督作品「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」の主題歌。ノスタルジー感溢れるこの映画の雰囲気は、思い出を語るには外せないと思った。
岩井俊二作品の多くで音楽を担当しているREMEDIOSの楽曲からは、この他にも映画「Love Letter」のテーマなどを“花嫁の手紙”で使用。




12.「ラブリー / mayula」(披露宴:新婦お色直し退場)

BEST OF FUNBEST OF FUN
(2009/06/24)
オムニバス瀬戸口裕美

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原曲はご存知小沢健二の懐かしの名曲。お色直し退場は、それぞれの母親と並んでの退場だったので、もっと感動的な曲の選択も考えられたけれど、お互い(それぞれの母親も含めて)そんな柄ではない感じがしたので、明るさを重視した。



13.「恋をしちゃいました! / タンポポ」(披露宴:新郎お色直し退場)

恋をしちゃいました!恋をしちゃいました!
(2001/02/21)
タンポポ

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これについては最後の最後まで使用を悩んだけれど、結局は内輪ネタに走った。
でも、よくよくこの曲を聴いてみると、やっぱり良い曲だと思った。そして、歌詞の内容が少し自分たちの状況とかぶる部分もあり、結果的にはナイスチョイスだったと思う。



14.「Cherry Cherry / Chara」(披露宴:キャンドルサービス1)

Cherry CherryCherry Cherry
(2007/08/29)
Chara

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Charaの楽曲については、候補曲自体が沢山あって、更にそれをどこで流すかでとても悩んだ。冒頭のメロディーラインが最入場にふさわしいと思ったし、サビの部分も盛り上がり方がキャンドルサービスに合うと感じた。



15.「愛の火 3つ オレンジ / CHARA+YUKI」(披露宴:キャンドルサービス2)

愛の火 3つ オレンジ愛の火 3つ オレンジ
(1999/11/26)
CHARA+YUKI

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1999年の発売曲。Chara×YUKIという個人的には最高のゴールデンユニットだった。昔買っていたマキシシングルを引っ張り出してきて、使用を決めた。当初は挙式の入退場曲あたりでの使用を考えていたけれど、
“愛の火 3つ オレンジ ゆらり ゆらり”
とくれば、キャンドルサービスで使わない手はないだろうと思った。



16.「My Heart Will Go On / Camyu」(披露宴:キャンドルサービス3)

CINEMA TALKCINEMA TALK
(2009/05/06)
Camyu

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キャンドルサービスの最後、メインキャンドルへの点灯のタイミングで使用。オリジナルはご存知セリーヌ・ディオンが歌った映画「タイタニック」の主題歌。これも前述の「CINEMA TALK」の収録曲で、アップテンポなカバーアレンジが良かった。



17.「今日からふたりで / 奥村愛子」(披露宴:エンドロール)

蝶 (CCCD)蝶 (CCCD)
(2004/06/23)
奥村愛子

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生い立ちスライドショー同様、エンドロールについても自分で制作したので、この選曲についても早々に決まっていた。というよりも、この曲については、5年くらい前に初めて知った時から、何となく自分の結婚式で使いたいなと思っていて、実際に結婚することになり、“二人”で生活を始めるイメージをした時、まさにぴったりだと思った。
“おいたをしたらぶつわよ”
このフレーズがすべて。



18、「この世の限り / 椎名林檎×斉藤ネコ+椎名純平」(披露宴:送賓)

この世の限りこの世の限り
(2007/01/17)
椎名林檎椎名純平

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椎名林檎についても、楽曲をどうしてもどこかで使いたかった。が、こちらもなかなか結婚式に合う曲がなくて困った。どうしようかと思っていたところ、iTunesの片隅で隠れていたこの曲を見つけた。後で調べたところ、椎名林檎曰く、この曲は「家族愛」をうたったものということで、兄妹で歌っていることも含めて、まさに自分たちの結婚式にふさわしいと思った。
メロディーラインも映画のエンディングロールを彷彿させて場面にフィットしていたと思う。



WW-TAPEURA




長々と何が言いたいかというと、

結婚式なんてものは、結局のところ「自己満足」の極みだということだ。

それで良いと思う。

11月14日 #4

結婚式1




挙式も、その後の披露宴も、ものすごく緊張はしていた。

けれど、

思ったよりは平常心で、数ヶ月間かけて準備した段取りをこなしていけたと思う。


逆に、想像していたよりも結婚式全体のプログラムがとんとんと進んでいくので、

一つ一つの瞬間に実感が伴わなかった。

衣装に着替えて、入場して、絶え間ない写真撮影に笑顔を向けていたら、もう終わってしまったという印象。

もちろん、終始、嬉しかったし、楽しかったのだけれど、

4時間なんて時間は、いつも以上にあっという間で、

感慨にふける余裕なんて、あまりにもなかった。


まあ、結婚式ってそういうものなのだと思う。

何百枚という当日の写真を見て振り返ってみても、

「ああ、僕は結婚式をしたんだな」と、どこか客観視してしまう。


詰まるところ、これまで幾度も感じてきたことと同じで、

素晴らしい時間というものは、いつも瞬く間に過ぎ去る。

「この日」は、それの極みだったのだと思う。


「こうしておけば良かった」とか「ああすれば良かった」などということは当然あるけれど、

チャペルの扉の前で感じた通り、

我ながら、良い結婚式だったと思う。


それはもちろん、自作のスライドショーが素晴らしかったから…………ではなくて、

大勢の素晴らしい人たちが祝福をしてくれたからであり、

結婚式の最後でも言った通り、

そのことこそが、自分の最大の誇りであると思う。



挙式4




11月14日 #3

恐らくは(いや間違いなく)、一生に一回きりとなるだろう結婚式。

流石に緊張はした。

特に、初っ端のチャペルに一人で入場する時は、我ながらガチガチだったような気がする。

よく知っている人も、全く知らない人も、混ざり混ざった100人近くのゲストが、一同に待ち構えているわけで、

人見知りの小心者としては、そりゃあ大変なことだった。


チャペルの扉が開いてしまえば、もうあとは緊張しようが、ミスろうが、やり切るしかなく、

とにもかくにも、自分が一番「楽しもう」と思った。


心から望んだゲストの笑顔と、予想外の好天の光。

実際のところ、ほとんどそれしか覚えていない。


挙式1 挙式2

11月14日 #2

結婚式当日。式場入りしてすぐに、こっそりトイレに行って吐いた。

まあ流石に緊張もしていたのだろうけど、心身ともに決して万全ではなかったと思う。

風邪をひいたりとか、具体的な体調不良はなかったけれど、

少し喉が痛かったりしたので、朝コンビニで新商品ののど飴を買って、パクパクと数個を連続でなめた。

どうやらそののど飴が悪かったらしい……。



とにもかくにも、いよいよ本番を迎える頃合になった。

衣装に着替え、挙式の最終リハーサルをし、親族紹介を終えて、

ついに大勢のゲストがチャペルに入っていく様子を、控え室のカーテンの隙間からこっそり見ていた。

当たり前なんだけど、

見知った顔が、着飾って、笑顔で、続々と集まっている様を見て、

「ああ、結婚式なんだな」

と、その日はじめて実感した気がする。



式場担当者に欠席者が無いことを確認して、チャペルの扉の前に立った。

あきれるくらいに恵まれた空模様を見ながら、

「これは、良い結婚式になってしまうな」

と、思った。


緊張はピークに達した。

でも、吐き気は、知らぬ間にどこかに消え去っていた。

11月14日 #1

僕と彼女は、俗に言う「雨男」であり、「雨女」だった。

残念ながら、それは自他ともに認めるところだった。

そんなわけでというわけではないけれど、

当日の天気もそれほど期待はしていなかった。

“晴天”なんて恐れ多い、式後の十数分間だけ雨さえ降らなければ。。。という感じだった。

実際、それはリアルなところで、

ほんとに天気なんて悪くていいから、当事者をはじめとする出席者の“健康状態”の方がよっぽど心配だった。


んで、前日。案の定、天気は思わしくない。

雨が降りしきり、おそらくは翌日まで雨は残るだろうという“公式”な予報。

「まあ、仕方ないよね」と、諦め、意外に簡単に眠りに落ちた。



もっとゆっくりしていいはずだったけれど、案の定いつもよりも早く目が覚めた。

新居で一人目覚め、しばらくぼやーっとテレビを見ていたのだけれど、

猛烈に腹が減ってきて、徒歩1分のコンビニに歩いた。

「腹が減っては戦は出来ぬ」と意味不明に思い立ち、

早朝から、“明太子スパゲティー”を買った。


ふと空を見上げると、とっくに雨は上がり、

薄い曇り空が、西から東へ逃げていくというような様が見て取れた。

西の空を見ると、すっかり晴れている。


「参ったね」とほくそ笑んだ。



朝食の明太子スパゲティーを平らげた後、徒歩2分の実家へ。

実家では、家族の皆さんがいそいそと着飾っている。

それをまるで他人事の様に横目にして、家族総出の外出に対していつものように警戒しているピノコと戯れた。


昼前、式場に到着。

前日までの予想に反して、馬鹿みたいに晴れ渡っている。

しかも、ただの晴天ではなくて、少しばかり残る“雲”のカンジまでも自分好みときている。



何となくだけれど、そういう予感はしていた。

「出会い」からしてそうだ。

“成る時は、成る”んだと思う。


二十数年生きていきて、なかなか楽しく生きてきているつもりではあるけれど、

それでも結局は、自分の思惑と反して、ウマくいかないことの方が断然多い。

ただし、この2年間、“僕と彼女”のことに関しては、

我ながら驚くほどに、すべてにおいて“スムース”だったと言える。

もちろんそれは、当事者である自分たちの然るべき言動があったからこそだと、自認はするけれど、

それと同時に、何らかのチカラが作用しているとは思う。



そういう感じで、待ちに待った本番当日を迎えた。

そして、家族待ち合いで式場のロビーに入った直後、

トイレに行って、とりあえず吐いた。




→つづく

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