ひとりNumber

  1. 2018/02/15 遙かなる山の頂に対峙する幸福
  2. 2016/04/09 史上最高のスイマー
  3. 2015/10/12 脇を締める
  4. 2015/10/02 14年ぶり
  5. 2015/09/28 されど優勝
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遙かなる山の頂に対峙する幸福

12年前のトリノ五輪、日本人選手の台頭もあり、スノーボード ハーフパイプという競技に日本中の注目が集まった。


日本人選手が見事に惨敗し、世界との本当の距離感をまざまざと見せつけられた中、


殊更に異次元のパフォーマンスを見せ、大会を支配したアメリカ人選手が、絶対王者ショーン・ホワイトだった。


その時初めて王者のパフォーマンスを観た僕は、衝撃を通り越して、唖然とした。


こんなスーパースターがいる間は、日本人選手に勝ち目はないと心底思った。



当時のその感想を、改めて訂正し、すべての日本人スノーボーダーに謝罪したい。



あのトリノ五輪から8年が経ったソチ五輪で、日本人選手が表彰台の2nd3rdに立った。


そしてソチ五輪から4年後、日本が生んだ銀メダリストが、かの絶対王者と「真っ向勝負」を繰り広げた。


絶対王者を追い詰めたということよりも、


王者にとって見紛うことなき「好敵手」となり、彼の限界を引き上げて、


過去最高のパフォーマンスをさせて見せた平野歩夢を、日本人として心から誇りに思う。


日本が誇る2大会連続の銀メダリストは、なんとまだ19歳である。


目の前で肉薄した「頂」が高いことは、彼にとって、今金メダルを穫ることよりも遥かに幸福なことだろう。


そして、12年以上にも渡り絶対王者として君臨し続けるショーン・ホワイトには、ただただひたすらにリスペクトしかない。


史上最高のスイマー

この先50年、いや100年、国内において彼以上のスイマーは現れないのではなかろうか。

それは少々大袈裟にも聞こえるけれど、

実際、彼が日本史上最高のスイマーであることは言うまでもなく、

おそらくは最後の真剣勝負の様に、心が震えた。


北島康介の最後の五輪挑戦は叶わなかった。

最後のチャンスにかけて挑んだ200m決勝。

日本のスポーツファンとしては、ラスト5mまで北島康介の「勝利」を待望したけれど、

結果的には最良の花道となったのではないかと思う。

5大会連続の五輪出場となれば、きっと日本中が湧いただろう。

けれど、決して停滞することなく上がり続ける世界のレベルにおいて、

リオ五輪本番での「惨敗」の可能性は正直高かったと思う。

そんな姿は誰も見たくないし、

北島康介はまた後悔を抱えてしまうだろう。

最後の決勝レースで、レジェンドは全力の真剣勝負をして、

敗れて、

若い世代の二人が五輪への切符を勝ち取った。

それは、偉大なスイマーの最後の勝負に相応しい結末だったのだと思う。

脇を締める

「ラグビーは面白い」

と、ウチの母親はよく言っていた。

ただやはり自分らの世代では馴染み浅く、

たまにテレビ観戦していても正直ルールが複雑すぎてよく分からないという印象が強く、

両親世代を中心に根強い“熱”がある人気スポーツであることは認めつつも、

よく知らないスポーツの一つであったことは否めない。


多くの国民と同じく、“ミーハー”な熱狂であることは認める。

それでも、今回のワールドカップでの日本代表の「快進撃」による熱狂は、

あまりに幸福で、あまりに偉大な、

日本のラグビー界は勿論、この国のスポーツ史において、大いなるトピックスだったと思う。

大強豪・南アフリカ撃破から始まった今大会の日本代表の戦績は、

予選リーグ3勝1敗で、敗退。

海外メディアは、「最強の敗者」と今大会の日本代表を讃えた。

本当に素晴らしい戦いぶりだったと思う。


一躍国民的スター選手となった日本代表の五郎丸歩のキック時のルーティーンが印象的だった。

しっかりと脇を締めて、精神と身体を一点に集中する様は、

色々な意味で教訓にすべき「姿勢」なのではないか。


次回大会は日本開催。

正真正銘、日本代表を誇れるスポーツの一つとして、

学生競技、社会人競技含めて、このスポーツを楽しんでいきたい。

14年ぶり

プロ野球中継で「歓喜」したのも、相当に久しぶりに思う。

東京ヤクルトスワローズ14年ぶりのセ・リーグ制覇。

サヨナラ打の瞬間、思わず拳を突き上げた。

久しく優勝から遠のいていたとは思っていたが、まさか14年ぶりとは。

2001年のリーグ優勝の時も、優勝決定の瞬間をテレビ観戦していた記憶はあるが、

僕はどこで誰と観ていたのだろうかと思う。

ちなみに今回は、愛妻と一応一緒に観ていて、

試合終了後に、彼女は「おめでとうございます」と言って寝床に入っていった。


さあ、次はクライマックスシリーズ。しっかり勝ち上がって、日本シリーズ進出を決めて欲しい。

されど優勝

白鵬不在となった秋場所は、横綱鶴竜が“順当”に優勝。

度重なる“変化”での勝ち星には確かに苦言を呈したくなった。

しかし、大横綱白鵬が君臨する以上、なかなか優勝が難しい中で、図らずも一人横綱となった今場所は、鶴竜にとって千載一遇のチャンスであったことは事実。

その機会を確実にモノにしたことは、やはり彼が横綱であることの証明だと思える。


逆に言えば、このなりふり構わない優勝への貪欲さを日本人力士にこそ見せて欲しかった。

日本人大関陣にとっては、鶴竜以上に千載一遇のチャンスだったはず。

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