ひとりごとの記憶

  1. 2018/03/09 煽動
  2. 2018/03/03 或る経緯
  3. 2018/02/10 きっかけ
  4. 2016/06/29 無知な駆け引き
  5. 2016/06/23 付き合い
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煽動

唯一無二の“センター”が不在のアイドルグループの出演を観るために、久しぶりに音楽番組を録画した。

新曲発売のタイミングでセッティングされたテレビ出演において、

センターはおろか、他のエース級の二人を欠いたままでの新曲披露には、

当然ながら疑問符と戸惑いはつきまとうし、

「暴挙だ」「傲慢だ」「怠慢だ」と運営側を非難したくなる気持ちもよく分かる。


ただ、果たして本当の「思惑」はどうなんだろうと思う。


「アイドル」という「ビジネス」を知り尽くした狡猾な大人たちが、

こんなにも分かりやすい「脆さ」をおめおめと晒すだろうか。


虚像と実像の狭間の「偶像」を創り続けたきた人達の思惑と、その存在性をまっとうする彼女たちの意図は、

この先の別のところにあるように思えてならない。

事実、一昨日発売されたばかりの新曲は、ミリオンセールスを達成。

昨年からの虚実織り交ぜた“プロモーション”と、彼女たち全員の特異な存在感が、

カテゴリーを超えた人達の心を掴んでいることの証明だろう。


冒頭、持ち主不在の赤いMA-1が象徴的に映し出され、寂しさと、物足りなさを痛感した。

それと同時に、いつ訪れるかもしれない「復活」の瞬間を想像して、

そのイメージだけで高揚を感じた。


この先に何があるのか。

不満も、不安も、ひっくるめて、この期待感こそが類稀なエンターテイメントだ。

目が離せない。

やっぱり新曲は、不在のセンターがジャケットのTYPE-Aを買おう。

或る経緯

2017年12月31日(大晦日)
おせちをフライングつまみながらまったりと観ていた「紅白歌合戦」で“彼女たち”の出番を見過ごす。

2018年1月1日(元日)
前日の紅白歌合戦でメンバーの何人かが過呼吸を起こしてネット上が騒然となっていたことを知る。

1月2日
録画していた紅白歌合戦を観返し、実際初めて彼女たちのパフォーマンスを観た。
初めてみた「不協和音」に、その時はそれ程ピンときたわけではなかった。
ただ、内村光良との共演パフォーマンスで件の過呼吸状態を見て、彼女たちの“危うさ”に目を奪われた。

1月7日〜10日
「サイレントマジョリティー」のMVを初めてフルで観た。何度も観た。
それを皮切りに、YouTubeの公式チャンネルに上がっているMVを片っ端から観た。
全曲が印象的で、すべてのMVのクオリティの高さと、彼女たちのパフォーマンスのインパクトに衝撃を受けた。
「サイレントマジョリティー」や「不協和音」は勿論だが、カップリング曲の「エキセントリック」に度肝を抜かれた。

刹那的で、破滅的で、可憐。
彼女たちのパフォーマンスは、限られた時間の中で許された「正義」だと思った。

1月11日
自分がアイドルグループに完全にハマってしまったことに対する驚きと、それを隠すわけにもいかない開き直りから、愛妻を軽く巻き込むことにした。
「踊れるようになりたい」と伝え、「サイレントマジョリティー」の振り付けを覚えてもらい教えを請うた。ダンス好きの彼女は、ものの数日で振り付けを覚えた。

1月13日
36歳にして生まれて初めてアイドルグループのCDアルバムを買ってしまった。
昨年の夏にリリースされたファースト・アルバムだが、初回限定盤を購入することができ、Amazonの箱を開けて現物を見た途端、思わず高揚。

1月14日
「欅」という字を書けるようになる。

1月15日
アルバムをヘビーローテーションで聴きつつ、YouTubeでLIVE映像やテレビ出演の映像を漁る日々。
彼女たちのデビュー前からの冠番組「欅って、書けない?」のまとめ動画を観て、彼女たちの個性を垣間見る。

1月16日
冠番組「欅って、書けない?」を初回放送分から観始める。
テレビ東京の番組なので愛媛では見られないが、そこは今の時代便利なもの……。
2015年10月から放送が始まっているこの番組は、この時点で放送回数110回を越えており、とても全部は観きれないと思っていた。

1月18日
東京出張中、六本木の客先に赴き、ふらりと「けやき坂」に訪れる。寒空の下、一人高揚。

1月21日〜
引き続き楽曲を聴き、MVを繰り返し、「“けやかけ”」の過去放送を見続ける日々。
グループとしての集団性が醸し出す世界観と表現力に衝撃を受け、ハマったわけだが、当然ながらメンバーひとりひとりは15歳〜20歳の等身大の少女たちであり、それぞれがその年頃相応のなんらかの“わだかまり”を抱えているように見えた。

1月25日
21人のメンバー全員のフルネームを言えるようになった。

2月5日
「欅って、書けない?」の過去放送を第50回放送分まで観終える。

2月14日
最新曲「ガラスを割れ!」のMVが公開される。当然のように繰り返し見続ける。

2月20日
東京出張。再び「けやき坂」をふらつく。
「欅って、書けない?」の過去放送分を第100回放送分まで観終える。

2月28日
「欅って、書けない?」の過去放送分をついに最新の第119回放送分まで観終える。
実質40日余りで30分番組を119回分観たことになる。どこにそんな時間があったのかと我ながら唖然とする。


3月3日
そして、今に至る。
この2ヶ月は、2015年8月にアイドルグループとして誕生した彼女たちについての空白の2年間を埋め、その存在性をめぐる旅だったように感じる。

虚像と実像の間に存在する「偶像」。
彼女たちの存在性は、“アイドル”という在り方の一つの極みとすら思える。


昨日、Amazonから荷物が届いた。
中身は、2016年と2017年に彼女たちが特集された雑誌2冊。

「欅坂46」をめぐる旅はまだまだ終わりそうにない。

きっかけ

思うに、直接的なきっかけは、昨年(2017年)のFNS歌謡祭だったのではないか。

たまたまチャンネルを合わせると、

平井堅が高らかに歌っていて、その傍らで、或るアイドルらしい少女が、印象的なパフォーマンスを披露していた。

最初は、近年の同番組の潮流に乗った「安易なコラボ」だろうと、何の気なしに見ていた。

でも、そのパフォーマンスがちょっと普通じゃなかった。

ダンスとも演技とも形容し難い少女の「躍動」に、僕は、目を奪われていた。


その時は、「今のは何だったのだろう」と戸惑いつつ、チャンネルを変えた。

ただ、その少女の名が「平手友梨奈」ということだけは、認識した。



無知な駆け引き

イギリスのEU離脱は、

離婚を突きつけて後に引けなくなった倦怠期の夫婦の様を見ているようで、

苦笑しつつも、

当事者のイギリス国民の心情を考えると、

実際笑えないなあ、と思う。

「無知」は罪だなあ、とも思う。

付き合い

「自分が思っている以上に、人から好かれていないのだろうな」と、

最近、よく思う。

実は、滅法他人からの好感を気にするタイプなので、

本来それは耐え切れないことなのだけれど、

最近は、段々と、どうでもよくなってきた。

実際は、こういうことを書いている時点で、

どうでもよくは思っていないのだろうけれど、

正直、だからと言って、

どうこうしようという「余裕」が、あまりない。

何よりも優先的に守るべきもののために、

最低限のことをこなさなければならない。

気に病むくらいなら、

人付き合いは、二の次にしなければ、もたない。

たぶん、誰しも、そういう時期はあるんじゃないかと、割りきって、

しばらくは、

らしくなく、生きていこうと思う。

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